短編ミステリを対象とした文学新人賞・「ミステリーズ!新人賞」、本年の受賞作が決定いたしました。

  • 【受賞作】 真門浩平(まもん こうへい) 「ルナティック・レトリーバー」
■受賞者のプロフィール
真門浩平(まもん こうへい)
1999年アメリカ生まれ。現在は大学院生東京都在住。


今回で19回目を迎えましたミステリーズ!新人賞は、第1回(2004年度)から始まり、高井忍、秋梨惟喬、滝田務雄、沢村浩輔、梓崎優、市井豊、美輪和音、深緑野分、明神しじま、近田鳶迩、天野暁月、中村みしん、櫻田智也、浅ノ宮遼、伊吹亜門、榊林銘、丹野文月、羽生飛鳥、床品美帆、大島清昭、大和浩則、柳川一の各氏をはじめ、これまで斯界に新鮮な人材を輩出してまいりました。

 今回のミステリーズ!新人賞には令和4年3月31日の締め切りまでに525作品の応募があり、同年5月下旬に行われた1次選考の結果、48作品が通過しました。また、6月下旬に行われた2次選考の結果37編が、7月上旬に行われた3次選考の結果以下の6編が最終候補作品と決定いたしました。

おかじまたか佳 「ハコスカ城」
小松知佳 「リモートばあちゃん謎を解く」
星乃よだか 「停留所に雨は降らない」
関五行 「午後のロクサーヌ
真門浩平 「ルナティック・レトリーバー」
川満尚輝 「機動警備員の悲劇」

8月2日、大倉崇裕・大崎梢・米澤穂信の選考委員三氏によりオンラインで最終選考会がおこなわれ、受賞作を上記のとおり決定しました。選考経過等の詳細につきましては、10月に刊行を予定しております小社刊の隔月誌≪紙魚の手帖 vol.07≫に掲載いたします。

なお、第32回鮎川哲也賞、第19回ミステリーズ!新人賞の贈呈式は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、受賞者、選考委員のみでの開催を予定しております。贈呈式の模様は配信を検討しており、改めてお知らせいたします。また、祝賀会は中止とさせていただきます。

令和4年8月5日(金)
株式会社東京創元社

配信元企業:株式会社 東京創元社

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