マンチェスター・ユナイテッドのOBである元イングランドFWのウェイン・ルーニー氏がポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)の売却を薦めた。

昨夏に12年ぶりのユナイテッド復帰を果たしたロナウド。昨季、自身はプレミアリーグで30試合に出場して18ゴール3アシストという結果を残したものの、チームはタイトル争いどころか、チャンピオンズリーグの出場権も逃したことから、移籍を希望しているとされている。

プレシーズンでは家族の事情を理由に、なかなかチームに合流しない日々が続き、7月末にはようやくチームに加わったものの、去就はいまだに不透明。調整不足で7日に行われたプレミアリーグ開幕節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦では先発を外れ、ベンチでの険しい表情が映像でクローズアップされた。

渦中にあるユナイテッドに言及したのはクラブの最多得点記録保持者であり、現在はアメリカのDCユナイテッドで監督を務めるルーニー氏。36歳のレジェンドイギリスタイムズ』に執筆した自身のコラムで、現役時代にはともにプレーしたこともあるロナウドの売却を勧めるとともに、エリク・テン・ハグ監督による新体制を支えるストライカーを獲得すべきだと語った。

「ユナイテッドクリスティアーノ・ロナウドを手放すべきだと思う。彼がテン・ハグのチームに合わないと言っているわけではない。ロニーはどんなチームでもプレーでき、どんなときでもゴールを決めてくれる」

「しかし、私の個人的な見解では、ユナイテッドは今タイトルに挑戦する準備ができていない。だから、目標は今後3、4年でリーグ優勝できるチームを作ることであり、そのための計画を立てなければならないのだ」

「報道が本当であり、クリスティアーノがクラブを出ていきたいと言っているなら、ユナイテッドは彼を行かせるべきだ。そして、今後3、4年にわたって在籍し、成功できるチーム作りを助けてくれるようなストライカーを獲得する必要がある」

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