横浜FCは8日、バイーア(ブラジル)からFWマルセロ・ライアン、ヴィトーリア(ブラジル)からDFマテウス・モラエスと2選手が加入することを発表した。

 マルセロ・ライアンは2002年6月8日生まれの現在20歳。ブラジル出身のセンターフォワードで、母国のコンフィアンサでデビューを果たした後、バイーアへ移っていた。横浜FCには完全移籍で加入することとなり、背番号は「31」を着用する。

 完全移籍加入に際し、マルセロ・ライアン横浜FCのクラブ公式HPで「横浜FCファン・サポーターのみなさま。自分の人生で、この新しい挑戦にとてもモチベーションが上がっており、嬉しいです。クラブの目標そして、結果的に個人の目標に到達できるように自分の最大限を発揮したいです」と意気込みを語った。

 一方、マテウス・モラエスは2001年3月6日生まれの現在21歳。同様にブラジル出身で、センターバックを主戦場としている。ヴィトーリアで初出場を果たし、その後も同クラブに在籍していた。期限付き移籍で横浜FCへと加入し、背番号は「35」に決まっている。

 マテウス・モラエスも横浜FCのクラブ公式HPを通してコメントを発表。「日本で伝統のある大きなクラブ横浜FCに来れてとても嬉しいです。クラブのシーズン目標を達成出来るよう、そして自分の目標も達成出来るように、自分が出来る最大限のことをしたいです」と話した。

 今シーズン、横浜FC明治安田生命J2リーグ第30節を終えた段階で勝ち点「57」を獲得。現在首位を走っているものの、第29節のいわてグルージャ盛岡戦、第30節の大宮アルディージャ戦と直近の2試合で連敗を喫している状況だ。2位のアルビレックス新潟との勝ち点差は「1」、3位のベガルタ仙台との勝ち点差は「2」。熾烈な上位争いを繰り広げている。昇格を手繰り寄せたいシーズン後半戦に向けて、貴重な新戦力2名がクラブに加入することとなった。

横浜FCが2名のブラジル国籍選手を獲得