8月9日(火)午前11時現在の、東京消防庁における出動率です。

302台で対応中

東京消防庁は、2022年8月9日(火)午前11時現在、救急車の出動率が97%を超えているとツイッターで発表しました。「非常編成した救急車27台を含む302台で運用していますが、通報を受けてから救急車の到着までに時間を要する場合がある」としています。

また国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の救急科も先日、同院の救急入口に列をなして待機する救急車の映像をツイッターに投稿。これに対し、救急隊員らをねぎらう言葉のほか、「現場はこんなに大変な状況なのか……」といった投稿も見られました。

映像には、救急車に混ざって消防車(ポンプ車)の姿も見られます。これはポンプ車をも活用し現場へ先行させる「PA連携」によるもの。「P」は消防ポンプ車(Pumper)、「A」救急車(Ambulance)を意味し、急病人の救護処置を迅速・確実に行うための措置です。東京消防庁は「現在の状況に対応するため、組織を挙げて全力で対応しています」としています。

救急車。写真はイメージ(2020年、柘植優介撮影)。