エヴァートンは8日、ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)からイングランド代表DFコナー・コーディが期限付き移籍加入することを発表した。なお、背番号は『30』を着用することも併せて伝えている。

 現在29歳のコーディはリヴァプールの下部組織出身で、2013年5月にトップチームデビューを飾った。その後、シェフィールド・ユナイテッドとハダースフィールドを経て、2015年夏にウルヴスへと加入。4シーズンに渡って主将を務め、在籍7シーズンで公式戦317試合に出場し7得点7アシストの記録やプレミアリーグ84試合連続出場を成し遂げるなど、チームの象徴的な存在となっていた。

 イングランド北西部マージサイド州に本拠地を置くエヴァートン。同州出身のコーディにとっては地元のクラブでもある“トフィーズ(エヴァートンの愛称)”加入について、同選手はクラブ公式サイトで胸中を明かしている。

エヴァートンへの加入は信じられない出来事だ。とても嬉しく思うよ。僕はこの街の人間だから、エヴァートンのことも、クラブがどんな存在なのかも、サポーターにとってどんな意味があるのかも知っている。このクラブでプレーするために、ここに来ることを切望していた。家族や友人もエヴァトニアンだからね」

エヴァートンに自分のすべてを捧げる、僕がここにいる理由だ。チームメートを助け、クラブが前へ進むのを助け、人々に誇りに思ってもらえるよう、一生懸命働くことが重要」

 今夏の移籍市場でDFジェームス・ターコウスキー、DFルベン・バイナグル、FWドワイト・マクニールに続く4人目の新戦力として迎えられたコーディ。プレミアリーグ開幕節では、DFベン・ゴッドフリーとDFジェリー・ミナが負傷交代するアクシデントに見舞われたため、即戦力として期待を寄せられている。

エヴァートンは8日、DFコーディの期限付き移籍加入を発表 [写真]=Getty Images