スタジオコロリドの長編アニメーション映画第3弾「雨を告げる漂流団地」の完成披露舞台挨拶が8月5日、都内で行われ、田村睦心瀬戸麻沙美村瀬歩石田祐康監督が登壇した。

同作では、小学6年生の熊谷航祐と兎内夏芽をはじめとする少年少女たちが、取り壊しが決まった思い出の“おばけ団地”ごと、突如として大海原に投げ出されるという不可解な現象に巻き込まれ、サバイバル生活を余儀なくされる“ひと夏の別れの旅”を描く。

石田監督は、本作のシンボルでもある団地に魅了された結果、住み始めたことを明かし、「さまざまな映画で描かれたモチーフですけど、団地が漂流するというのは聞いたことがないなと思って。船や空母といったかっこいいものが漂流するのはイメージできるのですが、あえて団地を漂流させる少しおバカな感じが気に入ってそのまま映画にしてしまいました」と魅力を語る。

登場キャラクターにちなみ、小学6年生の頃はどんな子だったかという話題では、田村が「とにかく目立ちたがり屋で応援団長とかやっていました」と笑うと、ほかの登壇者が「イメージ通り」と納得。瀬戸は「外で遊んでることが多くて家の近くの神社の広場とか公園に集って遊んいて、日焼けしてましたね」、村瀬は「カードゲームが好きで、親に塾に行くと言って公園で年上の子とカードゲームをしていたら、日焼けをしていて『本当に塾行ってるの?』とばれそうになって一回怒られました」というエピソードを披露した。

主題歌と挿入歌を担当した「ずっと真夜中でいいのに。」のACAねからサプライズボイスメッセージが寄せられ、「主題歌制作途中段階で石田監督に共有させていただいたところ、楽曲から『子どもたちに対する理解の深みや彼らの成長を感じられる』と言っていただけて、『子どもたちの漂流団地の経験だけで終わらない、先の人生を感じられる曲にしたい』と、より考えるように制作いたしました」と楽曲の制作秘話が語られた。

「雨を告げる漂流団地」は9月16日から全国で劇場公開。同日には、Netflixでの全世界独占配信も始まる。

完成披露舞台挨拶の模様 (C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ