誰もが特別な思いを持っているであろう、生まれ故郷に対する“ジモト愛”を語るインタビュー連載・アイドルWalker。今回は、今年の5月まで「たこやきレインボー」として活躍し、現在は舞台などを中心に活動の幅を広げている根岸可蓮さんが登場!根岸さんの地元・和歌山の紀州南高梅で仕込んだ梅酒27銘柄を堪能できる、「ホテル龍名館東京」の「梅酒BAR 2022」を楽しんでもらいながら撮影しました。

【写真を見る】27種類の梅酒に悩む表情が幸せそうな根岸可蓮

■白浜は是非1泊してほしい!

――和歌山で過ごした幼少期や学生時代に、よく訪れた思い出の場所はありますか?

よく「和歌山マリーナシティ」に遊びに行ってました。レンガで作られた建物が並ぶ、ヨーロッパ風のすごくおしゃれなエリアがあるので、そこで写真を撮ったりしてましたね。あと、家族旅行では毎年、白浜に泊まりに行くのが定番でした。白浜は日帰りでも行けるんですけど、温泉が最高なので絶対に泊まった方がいいです!そこでアドベンチャーワールドに遊びに行って、パンダを見たり。白浜の海は、その名の通り砂浜が白いので、海が広く感じるんですよ。

――素敵なところがたくさんあるんですね。他にも、和歌山のおすすめ観光スポットはありますか?

美浜町には、私の好きな「AIR」というアニメの聖地があります。京都アニメーションの作品で、劇中でも本当にそのままの風景が描かれているので、感動しますよ!最近だと、「サマータイムレンダ」の舞台にもなっています。こちらは離島なので、ちょっと遠いんですけど…。地元に聖地があるなんて、すごくうれしいですね。

はちみつ漬けの梅は、苦手な方にもオススメです

――上京してきたからこそ感じる、和歌山のいいところはありますか?

やっぱり田舎の空気ですね。朝、起きた時に「なんか物足りないなぁ」と感じるんですけど、都会だからなのか「ホッホー」っていう鳩の鳴き声が聞こえないんですよ!私の地元は、歩いたらすぐに畑や山が見えるので、自然の緑があまり目に入らなくなったなっていうのも感じます。逆に、都会は交通手段が楽です(笑)。実家から最寄り駅まで、歩いて30分はかかるので…。

――緑が多いのは癒やされそうですね。そんな和歌山ソウルフードと言えば?

いろいろあるんですよ!有名なので言うと、紀州南高梅。特にはちみつに漬けた梅がすごくおいしくて、甘いので梅が苦手な方も食べられるんじゃないかなと思います。家でよく食べていたのは、まだちょっと果肉がついている種だけの梅を入れて作った梅チャーハン。あとで種は抜くんですけど、それがめちゃくちゃおいしいんです!

備長炭も有名ですね。真っ黒い備長炭ロールケーキがあって、甘くてとってもおいしいんです。あとは、お魚。マリーナシティには「黒潮市場」っていう市場があるんですけど、新鮮なお魚がいっぱい並んでて、刺身や海鮮丼もすごくおいしいです。和歌山には、おいしいものがたくさんあります!(笑)

■おいしい梅酒を知って、地元自慢が1つ増えました!

――今日は、地元の名産品である「梅」にちなんで「梅酒BAR 2022」を楽しんでいただきました。普段から梅酒がお好きだと聞きましたが、いかがでしたか?

どれも、めっちゃおいしかったです!私は特に、梅の味を濃く感じられた本格梅酒の「紀州梅酒 紅南高」が好きでした。あと、アイスにかけた「紀州にごり梅酒」は、果肉が入っていておいしかったです。梅酒をあまり飲んだことないという方は、フルーツ系の梅酒がオススメですね。

「梅酒BAR 2022」で飲める梅酒は中野BC社さんという和歌山の酒蔵だそうですが、私は20歳になった頃には大阪にいたので地元のお酒にそこまで詳しくなく、今回初めて知りました。梅を好きで良かったなって改めて思いましたし、地元自慢が1つ増えました!

――和歌山県民にとって、「梅」はどんな場面で食べるものなんですか?

「つぶれ梅」みたいな、傷がついてしまったけど味には問題がない梅が詰まった瓶が家にあったりして、日頃からよく食べてましたし、高価なものは贈り物にもぴったりです。私もよく、1粒ずつ包装されているはちみつ梅を差し入れで持っていったりしますね。今は夏なので塩分も大事だし、梅ってちょうどいいんです!苦手な方には悪いんですけど…(笑)。

■お母さんがよく遊びに来てくれるので、寂しくないです(笑)

――たこやきレインボーを卒業されましたが、地元を離れたことで気持ち的に変化などはありましたか?

やっぱり、少し寂しい気持ちはあります。寝る時とかに「なんか寝れないなぁ、いつもの天井と違うなぁ」って思ったりして、恋しくなりますね。ただ、意外とお母さんがこっちに遊びにくるんですよ(笑)。舞台も観に来てくれますし、よく一緒に飲んだりするので、そこまで寂しくはないかもしれません。

それに、私の好きなお野菜をおじいちゃんがお庭で作ってくれていて、それをお母さんが持ってきてくれるんです。今は冷蔵庫にカボチャとゴーヤがあるんですけど、使い方が難しくて…どう使おうかなって悩んでます(笑)。

――最後に、和歌山のPRをお願いします!

最近、和歌山っていろいろな旅行のランキングで人気No.1みたいなんです。飛行機で大阪まで行って、そこから電車に乗って…と少し遠いのですが、奈良とかも近いですし、是非来てみてください!

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和歌山出身・根岸可蓮が、梅酒を嗜む!/ 撮影=ヤマダユウカ/ヘア&メイク=後藤若菜(ROI)/撮影協力=ホテル龍名館東京、民族衣裳文化普及協会