肥満体型だから、「人より大量に食べる」とでも思ったのか。笑えない“ジョーク”を連発したレストランのウェイターに関する動画に、『The Daily Star』など海外メディアも注目した。
■感じの悪いウェイター
数年前のこと、ふっくら体型のグロリアさんが、親しい友人ステファニーさんと食事に出かけた。
レストランに入るとメニューを持ったウェイターが近づき、細身のステファニーさんに「余分に注文したほうが良いですよ」「(そうでないと)お連れ様に半分は食べられてしまうと思います」などと声をかけた。
さらにウェイターはグロリアさんにも声をかけ、「お連れ様の料理に手を出さなくてすむよう、2つ目の料理も注文したほうが良いかもしれません」と言い出した。
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■さらなる悪質な“ジョーク”に衝撃
ウェイターが去った後、憤慨したステファニーさんは「支配人に話す?」と提案。だがもめることが嫌いなグロリアさんは反対し、さっさと食べて店を出ようと考えた。
しかしその後もウェイターは何度も現れ、ステファニーさんには「急いで食べてください、お連れ様が料理に手を出す前に…」などと発言。隣のテーブルで食べていた客にまで話しかけ、「(グロリアさんに)フライドポテトを取られないよう気をつけて」などと言い出した。
■最後まで続いた嫌味
ようやく食事が終わる頃、再びウェイターが登場。ステファニーさんに「十分に食べて頂けましたか」と声をかける一方で、グロリアさんには「デザートは何にしますか」と質問した。
「要りません、満腹です」とグロリアさんは答えたが、意地の悪いウェイターは「デザートも食べたほうがいいですよ」「あとでご友人を食べてしまわないようにね」などと言い放ったそうだ。
■別の友人からは意外な意見も
グロリアさんたちはその後に別の友人に会い、レストランでの出来事について説明。しかし友人はグロリアさんの誤解だと判断し、ステファニーさんの話を聞くまで同情もしてくれなかった。
グロリアさんはこの悲しい経験をTikTokで公開しているが、その表情は実に悲しげ。楽しいはずの外食の席で、悲しく屈辱的な思いをしたグロリアさん。あまりにも差別的なウェイターの言葉は、今もまだグロリアさんの胸に刺さったままだ。
■ウェイターの言葉に傷ついた女性の動画
@theglobalgrrl#stitch with @danievanier Believe your fat friends. Be a Stephanie. #fatshaming
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