アニメ「メイドインアビス 烈日の黄金郷」(毎週水曜日深夜1:05~、TOKYO MXほか)の第6話が8月10日に放送された。「メイドインアビス」は「WEBコミックガンマ」(竹書房)で連載中の、つくしあきひと原作によるダークファンタジーアドベンチャー。人類最後の秘境と呼ばれる大穴アビスに、偉大な探窟家だった母を追う探窟家見習いの少女リコと、謎の少年型ロボット・レグ、アビスの中で出会った“成れ果て”のナナチが挑む物語だ。(以下、ネタバレが含まれます)

【画像】巨大で奇怪な原生生物・オオガスミ

■オオガスミとの戦いで、久々リコの大活躍!

原生生物オオガスミと成れ果て村の住人との戦いが描かれた第6話「呼び込み」。ここまではダークファンタジー全開の不気味な様相で進んできた本作だが、今回は一転。リコのひらめきと大胆な行動力が光り、白笛“プルシュカ”からの呼び声、覚醒レグの登場など、手に汗握る熱い展開が見どころとなった。

裏設定解説などが楽しい、つくし氏の実況ツイート

視聴者が夢中になっているのと同じく、アニメを楽しんでいる様子が伺えるのが原作者つくしあきひと氏のツイートだ。放送中に行われるつくし氏の実況ツイートはファンの注目するところになっており、毎回、裏設定的なことや、一瞬では気付きにくい細部の解説などを細かにしてくれている。

例えば今回、オオガスミの姿を映した霧については、「リコが用意してって頼んだのは『あの生き物が映るぐらい大きな鏡』よく動く目とおぼしき器官が5つも並んでるのを見て、形が認識できるほどの視覚があると判断したんですね。」と解説。

他にも「マジカジャさんが倉庫に眠らせてた速身体だ!いわゆる『燃料』が特殊で滅多に動かせないんだって。」「レグは、オーゼンの吹いた白笛ではこのような変化はしなかった。白笛、使用者、遺物の関係性みたいなものは何かしらあるんでしょうね。」「カジャさんの入ってる『人形の身体』は本人の希望で、顔面部にコミュニケーションのための感覚器を付けてある。」など、興味深いことが幾つも実況されている。

アニメだけでも十分楽しめる作品だが、世界設定が特殊なこともあり、放送後につくし氏のツイートで答え合わせを楽しんでいるファンも多く見受けられている。

■「メイドインアビス」の本領発揮。ここから先は地獄…

そんなつくし氏は、放送後に「次回。後戻りできない回!!!」と意味深なコメントを投稿。今回のラストでは、ヴエコが、自分がかつて黄金都市を目指してこの大穴に挑んだガンジャ隊の1人であること、三賢の1人であったことを語り始めているのだが…。

次回、第7話は「欲望の揺籃」。深界六層にたどり着いたあと、ガンジャ隊に何があったのか。Twitterには続きが待ちきれないという視聴者コメントが溢れる一方、原作勢からはつくし氏のツイート同様、「みなさん今期のアビスの本気は次回です」「次回、度し難い…」「ついに来週から地獄の始まり…」といった不吉なコメントが多数寄せられている。

「メイドインアビス 烈日の黄金郷」第6話が放送/(C)つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「烈日の黄金郷」製作委員会