現地時間の先月13日、ホラー映画のキャラクター“チャッキー(Chucky)”が人通りの少ない道路を歩く姿を捉えた写真がFacebookに投稿され、大きな話題を呼んでいる。ハロウィンでもないのにチャッキーのコスプレをして歩く子どもの姿を見た投稿者の女性は「心臓が止まるかと思った」と当時の恐怖を振り返った。『TODAY』などが伝えている。

恐怖の現場に遭遇したケンドラ・ウォールデンさん(Kendra Walden、31)は当時、米アラバマ州アルバートビルにある家のリフォームの仕事を請け負っており、従業員であるアレクシス・アチュリさん(Alexis Atchley)が運転する車に他の従業員らと同乗して現場に向かっていた。

車の往来が少ない静かな通りをしばらく走っていたところ、ケンドラさんらが乗る車の前にホラー映画チャイルド・プレイ』に出てくるキャラクター“チャッキー(Chucky)” のコスプレをした子どもが突然現れた。同作品の中でチャッキー殺人鬼の魂を宿した邪悪なキャラクターとして知られており、ハロウィンでもないのにそんな恐ろしいキャラクターが目の前に現れ、ケンドラさんをはじめ従業員らはみな恐怖で叫び出した。

ケンドラさんは「最初は幻覚でも見ているのかと思いましたが近づくにつれて本物であることが分かり、車内にいた全員が子どものように叫んでいました」と車内は恐怖でパニックになったと明かしている。

少し大袈裟にも聞こえるが、ケンドラさんが実際に撮影した写真を見てみると、日中にもかかわらず恐ろしい形相で道路を歩くチャッキーの姿が確認できる。この子どもはよほどチャッキーが好きなのか、完璧なコスプレに加えて歩き方や顔の見せ方などもサマになっており、これがより本物らしさを際立てケンドラさんたちを恐怖に陥れたのだ。

ケンドラさんは「海兵隊員である兄のザック(Zack)がこの世で一番怖がっているものはチャッキーなんです。兄はちょうど数日前にリフォームをしている現場で働いていましたから、もしその場にいたら恐怖で死んでいたかもしれません」とジョークを交えながらもリアルなチャッキーコスプレを振り返った。

その後、落ち着きを取り戻したケンドラさんたちは車をUターンさせてチャッキーに扮した子どものもとへ向かうと、その子はマスクを取って素顔を見せたという。そして子どもの横を通り過ぎると、再びマスクをして道路を横切っていたそうだ。

ケンドラさんが撮影した写真を自身のFacebookアカウントに投稿すると、今月11日の時点で5.5万件以上の「いいね!」が寄せられた。コメント欄には「これは最高だ」「面白すぎる」「ハロウィンの準備は万全だね」「実際に出会ってしまったら心臓が止まっちゃうよ!」など多数の笑いの声や恐怖の声が寄せられた。

また今回の投稿が話題になったことで、チャッキーのコスプレをしていた子どもの母親が知るところとなり、母親はコメント欄で子どもは5歳の男の子だと明かし「写真を見てすぐに分かった」と書き込んでいた。

なお過去にはコーヒーを淹れてくれない息子に対し、怖すぎるピエロのコスプレでトラウマ級の仕返しをした母親が注目を集めていた

画像は『Kendra Walden 2022年7月13日付Facebook「Dear Parents of the little boy in the chucky costume in Pinson.」』『People.com 2022年7月26日付「Woman ‘Almost Had a Heart Attack’ When She Saw Chucky ― Who Was Actually a 5-Year-Old Jokester」(PHOTO: UNITED ARTISTS/COURTESY EVERETT COLLECTION)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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