8月14日(日)に放送される綾野剛主演の日曜劇場「オールドルーキー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第7話に、津田健次郎平田広明アインシュタイン・河井ゆずるがゲスト出演することが明らかになった。同作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に追い込まれた主人公が、新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。

【写真】険しい表情も色っぽい…!車いすテニスのメカニックを演じる津田健次郎

脚本は「HERO」シリーズなどで知られる福田靖氏が担当し、トップアスリートたちの“生の声”を反映しつつ、セカンドキャリアへ踏み出す主人公の姿を完全オリジナルで描く。

■選手と深い絆で結ばれた“メカニック”が登場!

声優や俳優業に加えて、映像監督や作品プロデュースなども行いマルチな才能を見せる津田だが、ゲストとして日曜劇場へ出演するのは今回が初めて。今作で演じるのは、車いすテニス選手・吉木(福山翔大)が競技で使用する車いすを無償で提供する車いす製造、販売会社の社員・矢部浩一郎。吉木が全幅の信頼を寄せる“メカニック”と呼ばれる車いすを調整する技術担当だ。

選手の体の一部となる車いすの調整をミリ単位で求められるメカニックは、車いすテニス競技には欠かせない存在。長い付き合いである吉木と矢部の遠慮のないやり取りを目の当たりにした新町(綾野)、塔子(芳根京子)、梅屋敷(増田貴久)は二人の関係の深さに圧倒される。

■パラアスリートのために奔走する新町らが出会うのは…?

アニメや洋画の吹き替え、ナレーションで声優として活躍する傍ら、舞台などでも幅広く活躍する平田だが、日曜劇場に出演するのは本作が初めて。今作では、新町らが吉木のスポンサー獲得のためにプレゼンを行う大手企業「日本海上運送」の社長・湊啓一郎を演じる。

一方、2回目のドラマ出演となる河井が演じるのは、吉木の所属会社の社員・前岡浩志。吉木へのサポートはあくまで“ボランティア”であり、吉木が勝ち続けなければ支援を打ち切るという考えの持ち主だ。

津田健次郎「芝居って楽しいなと心から思いました」

シーンを一つ一つ、芝居もそのテクニカルな部分も含めて丁寧に作り上げていてとてもすてきな現場でした。スタッフやキャストの皆さんがとても熱い気持ちでこの作品を作っているということが伝わってきて、やっぱり芝居って楽しいなと心から思いました。

第7話は熱いドラマが繰り広げられています。台本をいただいたときからとても熱い話だと思っていたので、現場に入るのが本当に楽しみでした。一番びっくりしたのが、実在する車いすの製造会社で撮影したことです。

実際に車いすテニスの競技にも使われている車いすが現場にあり、細部へのこだわりを感じました。その分、いい芝居をしなければと思っていましたが、現場の空気感のおかげで自然にその世界に入っていくことができました。

マイペースなところがある一方、心の中に熱いものもある。とても愛情あふれるエンジニアを演じておりますので、ぜひご覧ください!

平田広明「パラスポーツに興味を持っていただけたら」

とても大きな会社の社長役ということで緊張しましたが、楽しく撮影をさせていただきました。特に増田さん演じる梅屋敷が一生懸命語ってくださったのがとても胸にきました。

車いすテニスという競技は、今注目を浴びていると思います。国枝慎吾選手の活躍のおかげで、車いすテニスをはじめとしたパラスポーツ全般まで皆さんの意識が広がっていると思います。このドラマがきっかけでさらにパラスポーツに興味を持っていただけたらなと思います。

第7話は梅屋敷による熱い説得が特に見どころだと思います。津田健次郎にも注目してぜひご覧ください!

日曜劇場「オールドルーキー」にゲスト出演する(左から)平田広明、津田健次郎、河井ゆずる/ (C)TBS