「よくここに辿り着いたな、さあ合言葉をどうぞ」

 ゲームの世界によくある神聖な場所の守り神のように、階段の一番上で鎮座しているのは、元保護猫のツムくん(左)とサムくん(右)。合言葉は「ちゅ~る」で良いのかな?

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 飼い主さんに話を聞くと、2階には飼い主さんの息子くんの部屋や、2匹が毎日寝ている寝室があるとのこと。たしかに2匹にとって大切な場所で、ここを通るには合言葉が必要そうですね。

 「2匹が、こうして待っている姿を見るのは初めて」と飼い主さん。毎日、寝る時にはツムくんとサムくんに「2階に上がるよ~!」と声をかけているそうなのですが、この日は2匹に声をかけた後に1階で話し込んでしまったのだとか。

 しばらくして2階に上がると、「早く行こうよ~!」と言っているかのように、2匹がドアの前に……。ドアは開いているため、部屋に入ろうと思えば入れたと言います。これは確実に飼い主さんのことを待っていましたね。

 そんな姿を見て「待たせてごめんね~」と謝り、健気で可愛いツムくんとサムくんに対して「笑顔があふれた」と話していました。

 その後1階にいた家族を呼び、「みんなで2匹の門番姿を目に焼き付けました」と笑う飼い主さん。「シーサーみたいじゃない?」「番犬ならぬ番猫かな?」と話が尽きなかったそうです。

<記事化協力>
ツムサム(TUMUSAMU)さん(@tumu_samu_cats)

(佐藤圭亮)

「合言葉を言え……」 守り神のようにドアの前で待つ2匹の猫