2022年上半期も残念ながら数多く発生した下半身露出事件。その中で目立つのが、ネット上で「上級国民」と称される公務員による犯行だ。立場のある人間がなぜか下半身を露出し、地位を失っているのである。

 今年1月7日には、千葉県千葉市の財政局に勤務する30歳の男性主事が2021年10月に東京都江戸川区の公園にあるトイレで全裸になり、罰金刑が下されたとして停職3か月の停職処分を受けた。男性主事は2021年7月にも、前年12月に都内のトイレで下半身を露出し、罰金刑が下されたとして減給処分を受けていた。結局、この男は依願退職したが、千葉市の処分は甘いと言われても致し方ないものだった。

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 また6月には、広島県広島市の県立広島病院に勤務する30歳の医師が、2019年8月に同市中区にある店舗でガラスドア越しに下半身を露出したとして逮捕されている。同区では同様の事件が発生しており、この医師の余罪である可能性が高いと見られている。現在のところ、県立広島病院から処分されたか否かは不明であるが、周りから白い目で見られることは間違いないだろう。

 さらに7月、静岡県三島市を走行していたJR東海道線の車内で、立憲民主党所属で神奈川県小田原市の61歳の俵鋼太郎市議が下半身を露出したとして、公然わいせつの疑いで逮捕されている。結局、俵市議は同26日に議員辞職届を小田原市議会に提出し、受理された。下半身を露出した代償はとんでもなく大きなものになってしまった。

 それなりの立場にある人物が、下半身を露出するという事実には驚かされてしまう。このような事件が減ることを願いたい。

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