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働いていれば、辞めたくなるほど違和感を覚える瞬間もあるだろう。東京都に住む30代後半の女性は、「この会社やめよう」と思った瞬間をこう語る。

「ミーティングで、社長を賛美し『この組織に属せた事が幸せです』など社員が次々に言う。心から思っているのならまだ良いですが、皆、陰で社長を悪く言っている。職員の裏表の激しさについていけなく、人間不信になりそうで辞めた」(医療・福祉・介護/年収700万円)

このほか、キャリコネニュースのアンケートには、辞めたくなるのも仕方ない会社のエピソードが寄せられている。(文:okei

キャリコネニュースでは「『この会社やめよう』と思った瞬間」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HZU4I2D3

人格否定が口癖の社長 電話で復唱すると「喋るな」と言われる

福島県に住む40代前半の女性(事務・管理/年収200万円)が勤務する会社は、

「社長が朝から晩まで、自分のお気に入りの女の子以外の社員を怒鳴りつける。バカ、頭悪い、動きが悪い。学生バイトのほうが動きいい、などといった人格否定が口癖」

という劣悪な環境だ。なお、学生バイトはこの会社にはいないと女性は書いている。社長が勝手にイメージするバイトと比較され責められるのだからたまらない。社長は身内にすら厳しいようで

「奥さんである専務に対しても、聞く耳もたず怒鳴りつける有様」

だという。さぞかし職場の空気はギスギスしたものになっているだろう。しかも女性は

「『お疲れ様です』と言ったら『お疲れ様という言葉は無駄です。時間がもったいない』と言われる。電話で確認のため繰り返すと、『喋るな』と言われる」

と踏んだり蹴ったりで働く日々を綴った。

「この組織に属せた事が幸せです」と社長賛美、しかし裏では…… 会社をやめようと思った瞬間