Aリーグ・メンのシドニーFCは12日、ウェスタン・シドニーワンダラーズから元イングランド代表MFジャック・ロドウェル(31)の加入を発表した。契約は2年間となる。

エバートンでキャリアをスタートさせ、大器と謳われたロドウェル。2012年夏にはマンチェスター・シティ入りを決断したが、影薄く、サンダーランド、ブラックバーンシェフィールド・ユナイテッドを転々とした。

2020-21シーズンをもってシェフィールド・ユナイテッドを退団後はしばらく無所属が続いたが、2021年11月にAリーグ・メンのウェスタン・シドニーワンダラーズFCと1年契約。Aリーグ・メン14試合で3得点を記録した。

オーストラリア国内での移籍を決断したロドウェルはクラブを通じて「この国で最も成功しているクラブに加わるのはすごく素晴らしい気分だ」と喜びを語っている。

また、スティーブ・コリカ監督は「ジャックの能力は疑う余地のないもので、非常に高いレベルでプレーしてきたし、オーストラリアの環境にもよく適応している」と期待を続けた。

「今季はさらに良くなると思う。彼はまだサッカー選手としてピークにあり、様々なポジションで活躍できる。ジャックを巡って争奪戦があったのは知っている。そのなかで、彼のような才能を獲得できて嬉しいよ」

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