3回目の司法試験に臨んだ小室圭さん。合否が判明するのは10月と、まだ先のこと。ヤキモキする日が続くかといえば、夫婦の関心は別のところにあるという話も。みていきましょう。

3度目の試験の挑んだ小室圭だったが…ふたりの関心は先の未来を見据えている!?

7月26日、27日、3度目のニューヨーク州司法試験に挑戦した小室圭さん。その合否は10月といいますから、まだ先の話です。

小室圭さん、眞子さんについては、いままでさまざまな報道がされてきましたが、そのなかのひとつがビザ問題。真意は確かではありませんが、小室圭さんは学生ビザの延長である「OPTプログラム」を利用して米国に滞在しているが、その期限が迫っているというもの。期限は、3月とか、5月とか、7月とか、さまざまに言われていましたが、夫婦が帰国するそぶりも見せていないことから、そもそもビザ問題などなかった、という見方が強くなっています。

さらに「ニューヨーク滞在には3回目の試験での合格がマスト」という声もありました。しかしここに来て、小室圭さんは試験の合意に関わらず、現在勤務する法律事務所で勤務し続けられる、という見方も。いずれにしても、ふたりが説明したものではないので、すべては霧の中……といったところでしょうか。

そんななか、「小室圭さん・眞子さんは、試験よりも妊活を頑張っている」などというニュースが大々的に報じられました。圭さんの母である小室佳代さんが何よりも第1子の誕生を望んでいる、佳代さん自身がニューヨークに飛んで子育てをサポートするなど、「そんなこと、どこで聞いた?」と首をかしげるような報道もありましたが、圭さんと眞子さんは結婚をされているのですから、子どものことを考えるのも自然な流れです。

米国での出産となると、日本にはない大変さが想像されます。日本の場合、健康保険や国民健康保険な どの被保険者、またはその被扶養者が出産したときには、出産一時金が原則42万円支払われます。厚生労働省によると、出産費用の平均値は46万0,217円、中央値は45万1,1120円。民間病院のほうが、平均値よりも2万円ほど高いですが、それでも出産一時金でほぼカバーできるようになっています。

帝王切開の場合でも、公的医療保険の適用となり、予定帝王切開なら20万1,400円、緊急帝王切開なら22万2,000円。このうちの3割が自己負担となります。一方で、最近は選択する人が増えている無痛分娩は公的医療保険や高額療養費制度の対象外です。

いずれにせよ、日本では多くの人が出産一時金プラスαで出産できるような制度が整っています。

世界で一番高いといわれている、アメリカの出産費用

では、小室圭さん・眞子さん夫妻が、米国で出産となった際はどうなるのでしょうか。

実は米国の出産費用は世界一といわれています。その額は情報源によりさまざまですが、普通分娩で約1万5,000ドル、帝王切開は約2万1,000ドル。1ドル130円で換算すると、通常の出産で200万円程度もかかることになります。

そもそも、米国には日本のように国が運営する国民健康保険制度がありません。その代わり、民間の保険会社と契約すれば、ある程度は出産費用をカバーすることができます。しかし保険の種類によって、なにがカバーできるか異なるので、その内容を吟味する必要も。何も考えずに保険に入ると、思わぬ高額請求でビックリ、ということもあるのです。

たとえば「産婦人科医は保険適用内だったが、麻酔医は保険適用外で、高額請求された」「急遽、帝王切開となり、保険適用外に」といった、怖い話があちらこちらに存在するのです。ただ何もなければ出産費用のすべてを保険でカバーすることも可能です(保険料を考えれば、当然、費用はかかっていますが)。

また日米の比較といえば、入院期間。日本は産後1週間程度の入院が一般的ですが、米国の場合、出産含めて2~3日で退院というケースがほとんど。これは日本は普通分娩が一般的なのに対し、米国では無痛分娩が主流という差が関係しています。「出産の翌日には退院だから、骨盤が開いたまんま」などという笑い話がありますが、実は普通の光景なのです。

費用的にも出産方式にも、出産には日米で大きな差があります。出産費用については、眞子さんは億に近い貯蓄があるといわれていますし、たとえばすべて自腹でも余裕かもしれません。ただ色々と勝手が違い、いざ妊娠・出産となると不安になることも多いでしょう。たとえ、小室圭さんの母である佳代さんが渡米したところで、眞子さんの力にはなれないかもしれません。

ただ、これまでふたりには、外務省などのサポートが入っているという報道も。真意は確かではありませんが、実際に「眞子さん・おめでた」ということになれば、安心して出産にのぞむことができる体制は整っていることでしょう。

(※写真はイメージです/PIXTA)