声優の田中真弓が13日、都内で実施された映画『ONE PIECE FILM RED』の公開記念舞台あいさつに、中井和哉岡村明美山口勝平平田広明大谷育江山口由里子矢尾一樹チョー宝亀克寿、そして名塚佳織津田健次郎と共に登壇。麦わらの一味の声優陣が勢ぞろいし、ルフィ役の田中の締めの言葉に一同がツッコむなど、和気あいあいの様子を見せた。

【写真】総勢12名! 麦わらの一味、名塚佳織、津田健次郎も登壇! 映画『ONE PIECE FILM RED』公開記念舞台あいさつの様子

 本作は、全世界累計発行部数5億部を突破した尾田栄一郎の同名漫画を原作とする人気アニメシリーズの最新映画。ルフィ率いる麦わらの一味が、世界で最も愛されている歌手・ウタ(ボイスキャスト:名塚、歌唱キャストAdo)をめぐる騒動に立ち向かうさまを描く。

 13日の初回上映をもって、興行収入50億円、動員360万人を突破。さらに、ウタ(Ado)の主題歌「新時代」がApple Musicの世界チャート1位を獲得、国内外で70冠を獲得するなど、記録ずくめの本作。田中は「本当にすごいこと」と感無量。「舞台あいさつでこんなに登壇したこともなかった」とキャストが勢ぞろいした舞台を見渡し、感慨深げだった。

 ウタ役の名塚も「皆さんにウタのことを見てもらえたのも、Adoさんが歌った楽曲のほうも皆さんが聴いてくださっていてうれしいです」と感激の様子。「麦わらの一味の皆さんと、こうやって一緒に舞台に立っていることもうれしいです。収録の時はご一緒するのが難しかったので、こうしてお会いできて、一味の皆さんの仲間にしてもらえたのかなと思ってすごくうれしいです」と笑顔をはじけさせた。すると田中も「仲間ですよ!」と伝え、会場はホッコリとした雰囲気に。

 本作の重要人物であるゴードン役を演じる津田は、テレビアニメでヴィンスモーク・ヨンジを演じた時のアフレコを引き合いに出し、「ヨンジ役で現場に入らせていただいた時に、すごい熱量を体感しました。皆さん、とにかくフルスイング。『このスゴさなんだ』と体感して、僕も一言一言、フルスイングで思ってやっていました」と語った。

 登壇したキャスト陣の後ろのパネルには、観客から寄せられた映画の感想の言葉が。キャスト陣はその感想をピックアップして、自身の感想をコメント。パネルの文字を見せるためにキャスト陣がしゃがんだり、ジャンプしたりして、会場を沸かせた。

 7月22日に行われた本作のワールドプレミアに体調不良のため出席できなかった山口由里子は、「今を生きる為の励ましをくれた。素晴らしい傑作」という感想をピックアップ。「私自身、映画を見た時に同じような気持ちになりました。自分が励まされたし、早くこの『ONE PIECE FILM RED』が広がって、世界中の人たちが元気になってほしいと思いました」と語った。

 一方、サンジ役の平田は終始ボケまくりで、麦わらの一味からツッコミを入れられる一幕も。ウソップ役の山口勝平は「最終章はここから始まっている気がした」と感想を述べた。

 面白いの一言では言い表せない思いを抱いたというゾロ役の中井。「みんなと語り合いたい気持ちも分かるんですけど、僕は友達いないんで…自分の中で」と発言、田中から「仲間だろうがっ!」と温かいツッコミが。そんな田中は、赤髪海賊団を挙げ、「赤髪海賊団、いい男たちすぎ。大人の男たちが本当にいいんですよ。それとコビーいい男になったなあ。いい男がいっぱい出てきますのでお楽しみください」とアピールした。

 そして最後に田中は、「原作も最終章。ルフィ海賊王になれるのでしょうか?」と問いかけつつ、12日にテレビ放送された『天空の城ラピュタ』で声を務める主人公・パズーの「僕は海賊にはならないよ」というセリフを持ち出し、「僕は海賊にはならないよ。海賊王になる男だ!」と力強く宣言。すると山口勝平から「思わず『バルス』って言いそうになった(笑)」とツッコまれ、田中は苦笑い。そんな和気あいあいとしたやりとりに、会場から拍手が送られていた。

 映画『ONE PIECE FILM RED』は公開中。

映画『ONE PIECE FILM RED』公開記念舞台あいさつより(下段左から)岡村明美、津田健次郎、田中真弓、名塚佳織、中井和哉、(上段左から)宝亀克寿、矢尾一樹、大谷育江、山口勝平、平田広明、山口由里子、チョー  クランクイン!