音楽配信や電子書籍、グルメや不動産など、多彩な“サブスク(=サブスクリプション)”が登場している。コンサート鑑賞やスポーツ観戦、美術館や映画観賞など文化イベントのサブスク「Sonoligo(ソノリゴ)」が、関東の鉄道会社3社と協業し、関東エリアでのサービスをスタートさせた。

【写真】左から「Sonoligo」の遠山氏、京王電鉄・園部氏、西武鉄道・松尾氏、東武鉄道・柳瀬氏

■東海エリアを中心に2018年に登場した「Sonoligo」

「Sonoligo」は東海エリアを中心に約300のイベントのサブスク型予約サービスを展開。月額を支払うことで、音楽イベントやプロ野球Jリーグなどのスポーツ、美術館や映画、能楽など約11ジャンルの文化イベントを自由に楽しむことができる。

プランは3種あり、月額料金0円の「Freeでも月1回」、月額980円の「Lite」では月2回、月額2980円の「Premium(プレミアム)」なら回数無制限かつ1イベントにつき2名同伴可能となる。掲載イベントに限定されるが、「プレミアム」であればすべてのイベントに参加し放題。「同伴」設定付きのイベントもあり、追加料金なしで2名まで同伴できるため、家族や友人と一緒に楽しめる点もうれしい。

2021年11月にOsaka Metroと協業。関西エリアでのサービス提供を開始し、2022年7月、京王電鉄西武鉄道東武鉄道と業務提携することで、関東エリアでのサービスを開始。「Sonoligo」を利用することで鉄道沿線で開催される各種イベントに参加ができるようになり、沿線に住んでいる人はもちろん、イベントに参加する人が公共交通機関を利用して移動することで、地域の活性化や鉄道利用の活発化につながるという。

現在、関東エリアで掲載予定のイベントの一例としては、京王線多摩動物公園駅にある「京王れーるランド」(東京都日野市)や、同・高尾山口駅の「高尾山トリックアート美術館」。夏もスライダーなどで遊べる西武線・西武球場前駅の「狭山スキー場」(埼玉県所沢市)、砧公園内にある「世田谷美術館」(東京都世田谷区)など、多ジャンルの施設が利用できる。掲載の文化イベントは日々変動し、今後さらに増えていく予定だ。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

文化イベントのサブスク「Sonoligo(ソノリゴ)」