15日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、マツコ・デラックスが愛媛県のご当地問題に驚きの声を上げた。
■愛媛のご当地問題を取り上げ
「全国のご当地問題を調査した件」で取り上げたのが平仮名「を」の読み方。東京で「を」と書かれた文字を見せ「なんと読みますか?」と質問すると、全員が「O(お)」と読む。しかし、愛媛県民は「WO(うお)」と認識しているとのこと。
実際に聞いて回る映像でも、全員が「WO」と回答。マツコと村上信五はワイプ上で驚いた表情を浮かべていた。
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■愛媛大学の教授が論文
スタッフは愛媛新聞の山根さんに意見を聞く。この問題に詳しい様子の山根さんは、愛媛大学の教授が学生に「を」の発音について調査し、論文を発表していたことを明かす。
それによると「愛媛出身者は”WO”と発音する人が8割弱だったが、広島と香川出身者は”O”が9割で、特異性がある」のだという。
■愛媛では発音が違うと教える
番組によると「WO」は愛媛の方言で、学校教育でも「を」と「お」は「発音が違う」と教えるとのこと。
意外な事実にマツコは「あ、そうなの?」とびっくり。その後山根さんは「Superflyの越智さんは今治市出身なんですが、『愛を込めて花束を』の”を”は”WO”に聞こえるんですよね」と説明した。
■秋川雅史も…
さらに西条市出身の秋川雅史が歌う『千の風になって』の『あの大きな空を』という歌詞でも”WO”と歌っていることが明かされ、曲を聴いたマツコも「たしかに言ってるね」と納得。
番組は俳優の阿部サダヲをなんと読むかが気になったようで、愛媛県民に質問することにした。
■愛媛県民の回答は…
阿部サダヲの読み方を質問された愛媛県民は一様に「阿部サダWO」と回答。質問された女性の1人は「テレビとかで聞いたときに”ヲ”って書いているのに、”O”って聞こえるから、”ヲ”って書いてあるのに”O”って読むんだなって思っていました」と語る。
番組は愛媛県民の9割が「阿部サダWOと勘違いしていた」とアナウンスした。
■視聴者で議論勃発
愛媛独特の現象として語られた「を」を「WO」と読む文化だが、放送後ネットでは愛媛県民以外から「”WO”と読んでいる」「”WO”が正解なのでは?」「方言ではないと思う」という指摘が。
ただし「”お”が正解だよ」「今の教育では”を”と”お”は同じ発音として教える」などの声もあり、議論が発生していた。
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