アメリカ在住の女性は、庭で愛犬がバッタを見つけるたびに口にしてしまうことに頭を悩ませていた。そこで女性はネットで犬の口を覆うマスクを購入し早速装着させてみたのだが、猟奇殺人犯として有名な架空のキャラクター“ハンニバル・レクター(Hannibal Lecter)”にソックリだとネット上を笑いの渦に巻き込んでいると『The Mirror』などが伝えている。

米テキサス州在住のメーガン・リスッツォさん(Megan Lasuzzo、32)と夫のマットさん(Matt、34)の愛犬でフレンチブルドッグの“オリーヴOlive、10)”は昨年、数日間下痢を起こすなど原因不明の体調不良に襲われた。「原因が全く分からなかったのでオリーヴの行動を観察してみると、庭でバッタを食べていることに気がついたのです」とメーガンさんは明かしており、庭に増えたバッタが飛び跳ねるのを見たオリーヴは興奮してそのままバッタを食べてしまうようになっていたのだ。

何度止めさせようとしてもバッタを見つけるたびに口にしてしまうオリーヴの行動に頭を抱えていたメーガンさんは、庭にいるときはオリーヴから目を離さないなど対策を取ってきたが限界があり、苦肉の策として犬用の口マスクをAmazonで購入した。10.62ポンド(約1710円)で購入したというそのマスクを早速オリーヴに装着し、その姿を動画で撮影したメーガンさんは自身のTikTokアカウントに投稿した。そこには目と鼻の部分に穴が空き、顔全体が白いメッシュ状のマスクで覆われたオリーヴの姿が映っていた。

口全体を覆われてしまっているが、マスクはそれほどきつくないようでオリーヴは口を自由に開けることができ呼吸も十分に行えるという。しかしこの姿はまるでパンツを被っているかのように滑稽で、作家トマス・ハリス(Thomas Harris)の複数の作品に登場する架空のキャラクターで猟奇殺人犯として有名な“ハンニバル・レクター(Hannibal Lecter)”みたいだとメーガンさんは明かしている。

この動画は今月15日の時点で再生回数が900万回を超えており、コメント欄には「こんな姿は全く予想していなかったよ」「面白過ぎて涙が出てる」「見てすぐに『ハンニバルみたい』と思ったけどとっても可愛い!」「可愛すぎるハンニバル・レクターだね」「パンツを被っているのかと思ったよ」など大爆笑の声が殺到した。

オリーヴは常にマスクを付けているわけではなく、バッタを見て興奮し食べ始めようとしてしまったときだけ付けるようにしているという。メーガンさんは「バッタを食べるのを止めさせるための訓練ツールとして使っています」と明かしている。

画像は『The Mirror 2022年8月11日付「People in stitches at dog made to wear Hannibal Lecter mask to stop her eating bugs」(Image: Megan Lasuzzo / SWNS)』『Olive The Adorabull 2022年8月6日付TikTok「hanibulldog lecter」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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