脚立チャレンジ

お兄さん、もう一軒いかがですか?」──。

歓楽街で遭遇するキャバクラや風俗店の「客引き」。男性なら誰もが一度は経験があることだろう。そんなウザすぎなキャッチの声がけ行為を無効化するライフハックを偶然体得したので紹介したい。


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■通り歩くだけで4~5人から声がけ

夜8時の東京・新橋。周辺には居酒屋ガールズバー、キャバクラ、風俗店が集まっており、商店街に差し掛かると「社長、もう一軒いかがですか」「今日はヌキですか? おっぱいですか?」「お安くしますよ」と次々怪しい客引きが記者の周りに寄ってくる。

「金ねーよコノヤロー」と一蹴したくなるが仕返しされたら怖いので、毎回死んだ目の笑顔+無言でスルーするようにしている。しかしとにかくしつこい。100メートル歩く間におよそ4~5回はこの手の声がけがあり、ミニスカ姿のガールズバー店員からも同様の声がけがひっきりなしだ。


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■とある取材帰り…

脚立チャレンジ

通るごとにこれらの客引き交渉に遭遇し心底辟易していた記者。どうにかならないものかと悩んでいたが、とある取材帰りの日、全く客引きに遭っていないことに気がついた。

服装などは普段と全く変わらず、どうみても「カモが来た」というビジュアル。しかし、この日だけは一つだけ装備が違っており…。

■どデカいアイツを肩に担ぎ…

脚立チャレンジ

この日、東京・お台場アイドルイベントTOKYO IDOL FESTIVAL2022」を取材してきた記者。背中には撮影機材とPCを入れたリュック、肩にはこの時だけ撮影時に使用した「脚立」を担いでいた。

この脚立が、どうも客引きターゲットから除外する魔除けになっている様子。たしかにこんなのを担いでキャバクラで豪遊しキャバ嬢からモテモテな客なんぞ見たことがなく、「どうせ遊びにこないだろう」とハナっから声がけを辞めているようだった。…やった! 声かけてこない!

脚立チャレンジ

客引き渦巻く新橋商店街

実験のために時間をおいて合計往復3回、通りを行ったり来たりした。しかし、むしろ「こんな夜まで修理作業か…」と優しい目…否、ニヤニヤした目で記者を見てくるだけで、記者は完封勝利をもぎ取ったのだった。


■アキバ制圧に乗り出す記者

秋葉原駅前で脚立決めショット

テンション爆上がりになった記者は、翌日秋葉原メイドカフェ街へ向かった。秋葉原ルール無視な客引きにも天誅を下してやる。本丸はむしろこっちだ。

夜7時、メイドコスプレをウリにしたガールズバーの少女たちが通りにはずらりと並んでいる。さてあの効果を実証するか…記者は脚立を担ぎ颯爽と通りを歩くも、初っ端から「お飲みいかがですか?」と声がけをされた。

サラリーマンの街・新橋とは違いキャッチにしつこさこそないが、「お疲れですよね。ちょっと休憩して行きませんか!?」と癒やしをプッシュした形で記者の心の中に入り込んでくるのだ。やばい…このままではやられる。

もはや「龍が如く」ばりの脚立の持ち方で

仕方なく、脚立を片手だけでつかむという『龍が如く』ばりの粗暴な携帯法も試したが「飲み放題ですよ!」と全く効果を生まなかった。薬効なし…っ!

実験を終え、脚立装備法の客引き撃退ライフハックアキバでは通用しないことがわかった。さすが電子パーツと家電の街。脚立も珍しい存在ではないということか…。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

歓楽街で声がけする「迷惑客引き」 連中を完全沈黙させる“神器”を偶然発見した