パリ・サンジェルマン(PSG)の元スペイン代表MFアンデル・エレーラ(33)に、アスレティック・ビルバオへの復帰が取り沙汰されている。

エレーラはアスレティックやマンチェスター・ユナイテッドなどを経て、2019年夏にPSG入り。3年間で通算95試合に出場したが、今夏就任のクリストフ・ガルティエ監督から構想外とみなされ、現在はチーム練習にすら参加できていない。

そんななか、スペイン『ムンド・デポルディポ』によると、エレーラは古巣アスレティックとの間で、2年契約+1年延長オプションという内容で復帰に口頭合意した可能性があるという。

その一方で、アスレティック復帰のために必要なのがPSGとの契約解除。PSGは2024年夏まで契約を残すエレーラに対し、残り2年分の給与の一部放棄に同意した場合のみ、契約を解除する方針を伝えたとのこと。その額は800万ユーロ(約10億9000万円)と推測されている。

だが、現時点では契約解除の道筋は見えていない模様。15日にはアスレティックのエルネスト・バルベルデ監督が『DAZN』のインタビューでエレーラについて「彼は現在も別のクラブの選手であり、この事実に敬意を払わなくてはいけない」とコメント。クラブとして冷静に成り行きを見守っているようだ。

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