故意ではないが母親の命を奪ってしまった男の子が、真実を知られることを恐れてあるシナリオを思いついた。だが警察にすべてを知られて真実を明かすまでの経緯を、『People』などアメリカのメディアが伝えた。
■若い母親の死
先日のこと、アメリカ・アラバマ州で暮らす男の子(12)が自宅で取り返しのつかない行動に及んでしまった。たまたま銃を手にした結果、誤って発砲。若い母親(29)に銃弾を命中させ、致命傷を負わせてしまったのだ。
重傷を負った母親は、そのまま帰らぬ人に。想定外のショッキングな展開に男の子は慌て、冷静な判断ができない状態に陥った。
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■「知らない人がママを…」と嘘
男の子は、事件を捏造しようと考えた。そこで警察の注意を自分からそらすために、「男の人が家に押し入りました」「そしてママを撃って逃げました」などと説明したという。
当局も当初はその話を信用し、「現場から逃げる男の姿が目撃された」「通報はその後のことだった」など簡単な経緯を発表。だがその後に現場を確認し、男の子の話に矛盾があることを確認した。
■嘘をつき通すことができず…
入念に現場をチェックしても、何者かが家に押し入った形跡はまったくない。警察が詳しい説明を求めたところ、男の子はようやく「誤ってママを撃ち殺してしまいました」と事実を明かした。
また意図的な発砲ではなかったことも判明したため、現在は主に男の子の親族の協力を得ながら捜査を進めているという。男の子はすでに家族のもとに戻っているが、今後どうなるかについては分かっていない。
■近隣住民も衝撃
12歳の息子が銃を持ち、誤って母親を銃殺。このショッキングな報道に、近隣住民も大変驚き大きな衝撃を受けている。
男の子の父親は警察官だというが、事故が発生したときはたまたま勤務中で家にはいなかった。銃が誰の物だったのか、またなぜ男の子が手に取ったのかなど、詳しいことはまだ伏せられている。
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