俳優・綾野剛主演のTBS系日曜劇場『オールドルーキー』(日曜・よる9時)で、21日放送の第8話のアスリートゲストとして、元バレーボール女子日本代表の栗原恵さん、迫田さおりさん、狩野舞子さん、江畑幸子さん、新鍋理沙さんと、元バレーボール男子日本代表監督の植田辰哉氏が出演することが18日、発表された。
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■第8話はバレーボールが題材
同ドラマは、これまでサッカーしか知らなかった元プロサッカー選手・新町亮太郎(綾野)が、引退後のセカンドキャリアを模索する中で出会ったスポーツマネジメント会社で、現役アスリートの代理人やマネジメントを行いながら、家族のために奮闘する姿を描くストーリー。
バレーボールが題材となる第8話では、日本バレーボール界のトップ選手・古川舞役で田辺桃子、舞のチームのアシスタントコーチ・宮野紘也役で大谷亮平が出演することがすでに発表されている。
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■“プリンセス・メグ”として人気
栗原さんは女子日本代表のエースとして活躍。“プリンセス・メグ”の愛称で親しまれ、バレーボール人気に火をつけたプレーヤーの1人として知られる。2016年には、通算出場試合数が230試合を越えてVリーグ栄誉賞を受賞するなど数々のタイトルを得た。
■10年ぶりの得点王
迫田さん、狩野さん、江畑さん、新鍋さんの4人は、ロンドンオリンピックの出場メンバーで、バレーボール女子日本代表として28年ぶりとなる銅メダルを獲得。その3位決定戦で驚異的な得点をたたき出した迫田さんは、Vプレミアリーグ女子2013/2013シーズンで日本人プレーヤーとして10年ぶりの得点王に輝くなどの活躍を見せた。
■メダルに貢献した豪華メンバー
15歳で全日本代表候補に選ばれるなど早くから頭角を現していた狩野さんは、ケガに苦しんだものの、海外リーグでプレーした後にロンドンオリンピックに出場。
江畑さんは当時2部リーグのチームに所属していたものの、日本人離れしたスパイクが評価されてオリンピックメンバーに選出。中国戦でチーム最多得点を叩きだした。
安定したサーブとレシーブでチームを支えてメダル獲得に貢献した新鍋さんは、2017年のアジア選手権では優勝してMVPに輝いた。
■休憩中にバレーに興じる一幕も
5人は劇中で、田辺が演じる古川のチームメイト役を演じた。いずれもドラマに出演するのは今回が初めてだったが、過去に出演したアスリートゲストにも引けを取らない、堂々とした演技を披露した。
その一方、休憩中には揃ってバレーボールに興じるなど、今となってはなかなか見られない貴重なシーンも。さらに、自分たちが撮影していないときにもモニターをチェックし、修正点があればコートに走って向かうなど、バレーボール未経験で奮闘する田辺を支えていたという。
■田辺にレシーブを始動
また、植田氏は自身も1992年のバルセロナオリンピックにキャプテンとして出場するなど、日本代表選手としても活躍。男子日本代表の監督に就任してからは、選手のフィジカルやメンタルを鍛え、バルセロナ以来16年ぶりに北京オリンピックへの出場権を獲得するなど、バレーボール界に貢献した。
今回は、古川の所属するチームの監督役としてドラマに初出演。植田氏は撮影中、うまくレシーブができずにいた田辺に的確に修正点を指導。その後、田辺が驚くべき急成長を遂げたという“監督”らしい場面も見られたという。
■“本物”のバックアップで迫力満点
さらに、古川と同じポジションのリベロとして日本代表で活躍し、現在はリガーレ仙台で選手兼監督を務める佐藤あり紗選手が田辺のバレーボール指導を担当。
日本のバレーボール界を代表する“本物”たちのバックアップによる、迫力あるバレーボールシーンは注目だ。
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