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 毎年、世界中で14億回もの落雷が発生しているそうだ。つまり毎日300万回、1秒間に約44回、世界のどこかで雷が落ちている。

 これはかなりの頻度だが、人がいない場所も多いため、実際に落雷の被害にあう確率は1万2千人に1人だそうだ。そこまで高くはなさそうだ。

 しかし、運悪く落雷の被害に遭うと、状況によっては命を落としかねず、放電による「リヒテンベルク図形」と呼ばれる傷跡が残ってしまうこともある。

 今から7年ほど前にオーストラリアで落雷を受けた男性は、その傷跡が残ってしまったが、奇妙な予知能力が備わるようになった。右手がうずきだすと必ず嵐が来るのだという。

【画像】 雷が傘を通して男性を直撃

 2015年11月オーストラリアのクィーンズランド州イプスウィッチに住むクリストファーグリーンさん(31歳)は、ハチに刺された娘を医師に診せるため、嵐の中地元の医療センターに向かった。

 診察が終わり、妻が娘を車の後部座席に乗せていた時、クリストファーさんは妻の上から傘を差しかけていたという。

 その時、落雷が発生した。雷は車の上部に当たり、傘を伝ってクリストファーさんの体に通電した。

 傘には木製の柄がついていたが、右手の人差し指の先が金属製のポール部分に触れていたことで、感電したのだ。

・合わせて読みたい→落雷による傷跡。人体に刻まれた稲妻のような樹状の図形「リヒテンベルク図形」(※閲覧微注意)

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 クリストファーさんは、まばゆい光を感じた直後、意識を失ってその場に倒れてしまった。

 幸いにも医療センターにいたため、妻が職員を呼び、すぐに治療を受けることができ一命をとりとめた。

以降、奇妙な予知能力が開花

 病院のベッドで目覚めたクリストファーさんは、自分に何が起こったのか覚えていなかったが、心臓がものすごい速さで高鳴っていることはわかった。

 翌日近くの病院に移されたが、数日間は右手の疼き(うずき)が止まらず、嵐が来るたびにとても不安に駆られるようになったという。

 また、クリストファーさんの背中には、くっきりとリヒテンベルク図形が残っていた。

・合わせて読みたい→「雷に打たれると異能に目覚める」は本当か?雷に打たれた後特殊能力を身に着けた3つのケース

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pixabay

嵐が来る前に、必ず右手が疼く

 それだけでなく、以降クリストファーさんには奇妙な予知能力が発揮されるようになったという。

落雷を受けてから数年間ずっと、嵐が来る前に、右腕が疼いて痛み始めるんです。今でもその症状は続いています。それが嵐の予兆なんです。

妻に「嵐が来るよ」と言うと、本当に数時間後に必ず嵐が来るのです。

 実際にクリストファーさんだけでなく、落雷被害に遭った人の中には「特殊能力」が備わるという事例もあるようだ。

References:Lightning strikes: Survivor's arm tingles when a storm is coming/ written by Scarlet / edited by / parumo

 
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雷に打たれた後、奇妙な予知能力を得たという男性。嵐を予知できるようになった