今月13日、アメリカの保安官事務所動物園から通報が入った。ところが何の応答もなく電話は切れてしまい、電話をかけ直しても繋がらなかったので事件が起こっていないことを確認するため保安官らが動物園に駆けつけた。すると通報したのは好奇心旺盛なオマキザルと判明し、保安官は「こんなことは初めてのケースですよ」と驚いたという。『The Independent』などが伝えている。

カリフォルニア州サン・ルイス・オビスポ郡の保安官事務所San Luis Obispo County Sheriff’s Office」は今月13日夜、同郡パソ・ロブレスにある野生動物の保護を行う動物園「ズー・トゥ・ユー(Zoo to You)」から通報を受けた。オペレーターが応答したのだが、受話器の向こうは無言のままですぐに電話が途切れてしまった。

同保安官事務所には時折イタズラ電話があるため今回もそうした類かと思ったそうだが、もし本当に事件に巻き込まれていれば取り返しのつかないことになるため、オペレーターは電話をかけ直したりテキストメッセージを送ったりと何とかして連絡を取ろうと試みたが一切応答はなかった。そして保安官らは何も起きていないことを確認するために同園に向かうことになった。

到着した保安官らに同園のスタッフらは通報について誰も心当たりがなく困惑していたが、すぐに犯人が分かったという。アメリカの緊急通報番号である“911”に電話をかけてしまったのは、同園で飼育されている生後10か月のオマキザル“ルート(Route)”だったのだ。

同園のスタッフらは広い園内を移動する手段の1つとしてゴルフカートを使用しており、そのゴルフカート動物園携帯電話を置いたままにしていたという。オマキザルは非常に好奇心旺盛で、目にしたものは何でも掴んでボタンがあれば押してしまうという。置き去りにされた携帯電話を見つけたルートボタンを押して遊んでおり、偶然にも911の番号にかかり通報してしまったのだった。

同保安官事務所はこの出来事をFacebookに「今までイタズラ電話はありましたが、こんなことは初めてです。ただの猿真似でしょうし、ルートを責めることはできませんね」と投稿すると、コメント欄には「これは面白いし可愛い!」「このサルに悪気はないよ」「人間の子どもがやるようなイタズラ可愛い」「こういうニュースって大好き」「なんて賢いサルなんだ!」など驚きの声が多数届いていた。

ちなみに今年6月にはインドで、怪我をした子供を抱え病院にやって来て医師に助けを求めたという賢いサルのニュースが話題を呼んでいた

画像は『San Luis Obispo County Sheriff’s Office 2022年8月16日Facebook「Our Deputies have seen their fair share of “monkey business” in the County.」』『KKTV 2022年8月17日付「Mischievous monkey calls 911, sending deputies to zoo」(Source: Lisa Jackson, KEYT via CNN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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