ホストクラブ、メンズ地下アイドル、女性用風俗……そこにいる”推し”への愛を貫くため、重課金をしたり出禁になるまでのめり込む女性たちがいる。彼女たちの生態に迫った。

◆夫に隠れて月2回通う。上司キャラの男にドハマり

和田由美さん(仮名・34歳)が女性用風俗(以下、女風)にハマったきっかけはママ友LINEグループで「ストレス解消に良いよ」と勧められたのがきっかけ。

自営業で経済的時間的余裕も比較的ある和田さんにとって「夫との性行為は正直、気持ちいいと思ったことがない。でも女風では性行為なしでも桁違いの快感を得られた。こんな世界があったなんて……のめり込んで1年になります」

初回以来、ずっと同じ40代後半の男性を指名している。

「私は耳が性感帯なのですが、やはり年の功なのかすぐに気づいてくれて。常にスーツを着ている『厳しめの上司』というコンセプトもMっ気のある私にはツボでした」

保育園に2歳の子供を預け、昼から…

朝に夫を送り出し保育園に2歳の子供を預け、昼から女風に行くことが月に2回ほど。

「夫が出張のときはロングコースを取りました。ホテルも奮発してペニンシュラを予約。テンションが上がりましたね」

夫にバレたら離婚するから良いと断言するほどにハマっている和田さん。せめて子供の世話はおろそかにしないでほしいものだ。



◆「かわいさ余って……」推し活を超えて痛客化!?

“推し活”では思いがほとばしった結果、「痛客」となってしまう場合も多い。ホスト業界を横断するYouTubeチャンネル「恋のホストロジーチャンネル」ナビゲーターのあおい氏は、次のように話す。

「この業界の男性から『綺麗だよ』などと甘い言葉をかけられ、本気にしてしまうコがやはり多い。そして、同じ課金額でも女のコの収入によって思い入れが違うけど、男性側は客を純粋に金額で評価せざるを得ない。なけなしのお金に見合わない扱いを受けたと感じた時に、痛客化するのだと思います」

◆色恋営業・枕営業の果てに刑事事件になることも

対価を求め始めると痛客一直線となるのは男女問わずありがち。そんなトラブルについて、あらゆる業態の女性向けサービス問題に詳しい若林翔弁護士に聞いた。

「共通して最も多いのは、ネットでの誹謗中傷や、プライベートを暴露するなどの行為。女性用風俗なら『性病をうつされた』など。たとえ事実でも公益性や公益目的がないと、名誉毀損となります」

色恋営業・枕営業の果てにお互い暴力を振るうなど、刑事事件になることもある。ホストクラブからの相談や依頼で多いのは、売り掛けを回収できず店やホストが弁護士のもとに駆け込んでくるケースだとか。

トラブルなく推し活を長く楽しむための秘訣についてあおい氏は「推しが中心の生活ではなく、自分の生活のために推しがいると考えることが重要」と説く。

果たしてそれを守り抜ける人がどれだけいるだろうか……。

あおい氏】
17歳からホストクラブ通いを始める。YouTubeチャンネル「ホスロジ」のほか、自身のチャンネルぶーちゃんねる」でも活動中

【若林 翔氏】
ラディアトル法律事務所代表弁護士。風俗業界のトラブルを多く取り扱う。YouTubeチャンネル弁護士ばやし」でも活動

取材・文・撮影/SPA!推し活研究会

―[女の[危ない推し活]最前線]―


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