日本舞踊家で俳優の藤間爽子さんが、NHKの連続テレビ小説（朝ドラ）「ちむどんどん」に出演することが8月19日、分かりました。俳優の井之脇海さん扮（ふん）する、ヒロイン・暢子（黒島結菜さん）の先輩料理人・矢作知洋の妻・佳代を演じます。第20週に登場します。藤間さんが、朝ドラに出演するのは、2017年度上半期の朝ドラ「ひよっこ」以来、2回目です。
矢作は、ある日、「アッラ・フォンターナ」を突然、退職し、姿を消していましたが、再び暢子たちの前に現れた際には、自身で経営する店がうまくいかず借金を抱えた末、アッラ・フォンターナを巻き込んだ事件に発展していました。佳代は、そんな波乱に満ちた人生をおくる矢作を献身的に支えてきたというキャラクターです。
藤間さんは、1994年8月3日生まれ、27歳、東京都出身。身長は154センチ。趣味は舞台鑑賞、旅行です。「ひよっこ」でデビューした後、2019年放送の連続ドラマ「ボイスII 110緊急指令室」（日本テレビ系）に出演。放送中の連続ドラマ「僕の姉ちゃん」（テレビ東京系）にも出演中です。また、同年4月期の連続ドラマ「マイファミリー」（TBS系）では、誘拐事件の共犯者役を演じ、話題になりました。日本舞踊家としても活躍しており、紫派藤間流三代目家元・藤間紫の名も持っています。
藤間さんは、「憧れでもある朝ドラに出演できますこと、心からうれしかったです」と喜びを伝えつつ「あの矢作さんが19歳という若さで結婚を申し込んだ奥さんということだったので正直プレッシャーは感じてはいますが……。矢作さんを思う気持ちをただただいちずに演じました。皆さんの心にも届くことができたらうれしいです」とコメント。
「ちむどんどん」については「見ていると、朝から食欲が湧いてきます。食べるということは、人間にとって生きる活力でもあり、おなかだけでなく心までもが満たされていきます。人を幸せにすることができます。そんな暢子さんの夢を、視聴者の1人としても応援しています！」と語っています。
オトナンサー編集部
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