オフィス家具の製造・販売などを行うプラス(東京都港区)ファニチャーカンパニーが結果を8月18日に発表した「職場の居心地WEB調査」では、具体的な業務6つを例示して、1人で業務を行うときに「周りに人がいる環境」と「周りに誰もいない環境」、どちらがモチベーション高く仕事できると思うかも聞きました。6業務のうち、「新しい企画やアイデアを出す」については、「周りに人がいる環境」を挙げた人が42.8%と他の5業務より多かったものの、「周りに誰もいない環境」の47.2%を下回りました。

6業務とも「周りに誰もいない環境」が上回る

 調査は7月5日、従業員数100人以上のオフィスで働く、デスクワークを含む業務を行う会社員、公務員を対象にインターネット上で行い、500人から有効回答を得ました。

「あなたがデスクワークを行うとき、『周りに人がいる環境』と『周りに誰もいない環境』のどちらがモチベーション高く仕事できると感じますか?」との質問には、「周りに誰もいない環境」が50.6%、「周りに人がいる環境」が49.4%と、「ほぼ半々」という結果でしたが、具体的な業務を挙げて個別に聞くと、いずれの業務も「周りに誰もいない環境」が、「周りに人がいる環境」を上回りました。

「新しい企画やアイデアを出す」以外では、「PCでの作業・書類作成」が「誰もいない」59.8%、「人がいる」36.6%、「メール返信」が「誰もいない」65.8%、「人がいる」29.8%といった結果でした。

 同社は「『新しい企画やアイデアを出す』については、周りに人がいた方がモチベーション高く取り組める人が42.8%と、他の項目と比較して高いようです。周りから刺激を得たいと考える人が多いのかもしれません」とコメントしています。

オトナンサー編集部

新企画やアイデア出しに適した環境は?