レスター・シティは20日、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ(35)との契約延長合意を発表した。新たな契約は2024年6月までとなる。

ノンリーグから代表にまで上り詰めたサクセスストーリーで有名なヴァーディ。その輝かしいキャリアの原点となるレスター入りは2012年5月で、2015-16シーズンにプレミアリーグで“奇跡の優勝”に貢献したほか、2019-20シーズンに23ゴールで初の得点王に輝いた。

今年5月にはレスター在籍10周年を迎えるなど、年齢的にもベテランの域に入ったが、その昨季も負傷を経験しながら15得点と健在ぶりをアピール。ここまでクラブ歴代3位の通算164ゴールを誇り、2015-16シーズンからは7季連続でリーグ戦二桁ゴールを続けている。

来年1月の誕生日で36歳になるが、ピッチ内で今季も開幕から2試合連続先発とポジションを譲らずのなか、最終年の契約を新たに1年延長したヴァーディはクラブの公式チャンネルを通じて喜びの思いとともに決意を新たにしている。

「クラブが検討中だと聞いたら、やることはひとつしかないし、サインするつもりだった。決断は簡単だったよ。もうずっとここにいるから、家具の一部にように感じるね。僕らがやろうとしているプレー、クラブがやろうとしていることを見れば、これからどんどん良くなっていくのがわかると思う」

「この先もずっとこのクラブに関わり続けられると思うと、感無量さ。今は今季のこと、そしてできる限り上位でフィニッシュすることがすべて。足の調子も良いし、ゴールやアシストだったりで、できる限りクラブに貢献したい。それが自分のやるべきことだ」

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