7月2日(土)からABEMA で配信が開始された『セカンドチャンスウェディング2』は、4週間の“週末婚”を経て、プロポーズを最終目標にそれぞれパートナーを探す婚活リアリティー番組。

前回の放送では、婚前旅行最終日の“プロポーズ”に向け、それぞれの再婚を見据えた“結婚後”についての具体的な将来にまで話が及び、さまざまな課題も見えてくることになりました。

「エピソード8」はついにこれまで“夫婦”として過ごした時間の中で答えを出し、最後の決断を出す時。“セカンドチャンス”を掴むための一歩を踏み出すことができたカップルは一体何組いるのか……! 注目の最終回です。

■気持ちを伝え“続ける”大切さ

(C)AbemaTV, Inc.

婚前旅行の最終日。サリナさんは最初から最後まで一途に気持ちを伝え続けてくれたジュングさんを「素敵な人」だと魅力的に感じてはいるものの、“先々別れるくらいなら友達でいい”と、最後まで自分の気持ちを決断できずにいました。

そんな自分自身にサリナさんも、「本当にこじらせてますよね」と苦笑い。しかし、他の女子メンバーにも「もう1人の自分は“もういいんじゃない?”って言ってる」と自分の中でも一歩踏み出して、次の結婚に向けて真剣な交際をしたい気持ちを吐露していました。

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そして迎えたプロポーズの時。ジュングさんはサリナさんに改めて「めちゃくちゃ楽しかった。ドキドキもしたし幸せだった。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝え、「最初から最後までサリナしか見てない。ずっと好きだったし、一緒にこれからも居たいので、結婚前提でお付き合いお願いします」と真っ直ぐ自分の気持ちを伝えます。

その言葉にサリナさんは「本当にずっとブレずに私のことを思ってくれてるなと思って嬉しかった。私はずっとジュングが笑ってる顔がすごく好きなので、これからも隣に居て笑ってくれたら嬉しいなって思います」とジュングさんの告白を受けることに。

なかなか自分の気持ちに正直になれず、ジュングさんの言葉に曖昧な返事しかできずに居たサリナさんが“セカンドチャンス”への一歩を踏み出したことに、思わずガッツポーズをしてしまいそうになりました。

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サリナさんは「最後まで正直悩んでいたけど、ジュングなら大丈夫かなって」と、最初から最後までブレることなく一途に愛を伝え続けてくれたことが決め手となったとコメント。

やはり相手に伝わるように、伝わるまで、自分の気持ちを言葉や行動で伝えるのは大切だなと感じました。また、その際には相手目線に立って「それは相手が本当に求めていることなのか」も考えるのも、重要なポイントだと言えます。

■変わらない気持ち、変えていく行動

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前回の放送で、“今すぐ結婚できない”という事実を伝えたタカマサさんカオリさんは「子どもが欲しいので、ゆっくりはできない」と言っていたこともあり、仲が良く特に問題無くプロポーズが成功すると思われていた2人だからこそ、その事実がどう影響するのか注目が集まっていました。

迎えたプロポーズでタカマサさんは、最初言葉や行動でなかなか示すことができず、壁を作ってしまっていた自分に対し、カオリさんがその壁を超えて「もっとしっかり話して欲しい」「アグレッシブに」など、さまざまな言葉をかけてくれたことで、自分が変われたと感謝を伝えます。

そして、「自分の気持ちをこんな前向きに変えてくれる人と一緒にいたいと本当に思ってる。僕と結婚を前提にお付き合いしていただきたいです」と告白。

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その言葉を受けてカオリさんは、タカマサさんが“今すぐ結婚できない”と言っていたことに触れ、「5年、10年は待てません。それは待てないので、あんまり待たせないでください」と結婚に対して“かわいくアピール”しながらOKし、プロポーズ成功となりました。

カオリさんはタカマサの告白を受けた“決め手”について、1週目から自分の気持ちを「(ちゃんと)言ってくれたこと」と言っており、サリナさん&ジュングさんカップルと同様、やはり伝えることは何よりの安心と信頼になるのだなと確信しました。

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また、カオリさん&タカマサさんの場合は、はっきりと素直に伝えるカオリさんと、それに対して“好きだからこそ”応えようと、自分の気持ちは変わらないまま、行動を変えて相手に伝えようとするタカマサさんの努力も高評価でした。

相手のために変わろうとする気持ちも、すごく大切だと気づかされますね。

■子どもがいる再婚で大切になこと

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唯一の子連れであり「子育てを一緒に楽しんでくれるパートナーが欲しい」という理由で参加したミクさんは、婚前旅行の最終日に、トシマサさんを自分の娘であるヒナタちゃんと自身の母親に会わせることに。

最初は緊張していたヒナタちゃんでしたが、徐々に打ち解け、最後はトシマサさんの腕に抱っこされて甘えるようになります。そんな様子に、ミクさんミクさんのお母さんも安心した様子。

子どものことを第一に考えているからこそ、ヒナタちゃんがトシマサさんと仲良くなれるかは大切なポイントだったため、別れを惜しむヒナタちゃんに「また遊ぼう」とトシマサさんが声を掛ける姿は、前向きな決断をする要素になったように思えます。

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そしてプロポーズの際には、ミクさんの方から「ミクに対しても、子どもに対しても真剣に考えてくれてることに気づいて、それが嬉しくて泣いちゃって、そこからもう一回恋愛に向き合おうと思えた」と明かし、「ミクはトシくんのことが好きです」と告白。

パートナーチェンジ拒否するほど、ミクさんに対して一途な想いを最初から伝え続けていたトシマサさん。

ヒナタちゃんに実際に会ってみて楽しかったことを伝え、「1人の女性としても、お母さんとしてのミクも大事にしたい。結婚を考えて次は自分も幸せになりたいし、幸せにしたい。嫌なことも一緒に乗り越えていきたいと思うから、こんな僕で良かったらずっと一緒にいてほしいなと思います。付き合ってください」と気持ちを伝え、晴れて両想いとなり“プロポーズ成功”となりました。

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トシマサさんはミクさんのことを抱っこしてキスしたあと、自信が大好きだというひまわりの花束をミクさんにプレゼント。そして、「これから3人で一緒に過ごせたらと思います」と伝えます。

ミクさんが話題に出せずにいた子どものことを、最初からきちんと考えてくれており、3人でどう幸せになれるかを話し続けてくれていたトシマサさん。

シングルマザーだからこそ、自分だけでなく、子どものことを大切にしてくれる人を探していたミクさんにとって、男性としても好きで、自分だけでなく子どものことも大切に考えてくれるトシマサさんはぴったりだと感じました。

■婚前旅行に行ったカップル、全員プロポーズ成功なるか?

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婚前旅行に行った4組中3組がプロポーズ成功となり、残すところはなかなか距離が縮まらないままだった、リョウタさんハルナさん。終始楽しそうで幸せそうな2人でしたが、気になっていたのはその関係性。

男女の距離感とは少し違っていた2人がどのような決断を出すのかは気になるところでしたが、リョウタさんは最後のプロポーズで「これから一旦友達として始めて、お互いに知らなかった部分も見ていけたらいいなって思う」と今の素直な気持ちを伝えます。

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そしてその気持ちに対しハルナさんも「まずは友達から。でもその先で、一生のご縁があるのか、ちゃんともっとリョウタさんと向き合いたいと思いました」と返事。

“交際”ではなく、“友達”からゆっくり進むという決断をした2人ですが、その決断こそが、友達のように楽しく、マイペースに進んできた2人だからこその、嘘偽りのない答えであるような気がしました。逆に焦らずに“交際”という答えを出さなかったのは、良かったとさえ思えます。

■2度目だからこそ分かる、結婚に大切なこと

この番組を通して、相手の性格や価値観、一緒にいる時の自分を好きでいられるか、言葉と行動で気持ちを伝えてくれるか、話し合いができるか……といった部分は初婚やバツイチに関わらず、異性としてだけではなく、人として尊敬し、人生を共に歩む上で大切なことだと感じました。

そして、それを自分の経験でも実感したからこそ、参加したメンバーの行動はよりメッセージ性の高いものとなり、学ぶことが多かったですね。

結婚に大切なたくさんのことを教えてくれた参加者それぞれが、素敵な“セカンドチャンス”を掴めるよう、心から願っています!

◇Information

セカンドチャンスウェディング2

https://abema.tv/video/title/90-1684

ABEMAの有料プラン「ABEMAプレミアム」では、成立カップルの近況報告や、本編では明かされなかった事件を収めた「ABEMAプレミアム」会員限定コンテンツを配信中。ぜひ見てみてくださいね。

【プレミアム限定】決断から2ヶ月、バツイチ女子達の近況告白
https://abema.tv/video/episode/90-1684_s1_p100

(瑞姫)

バツイチでも初婚でも関係無い。結婚において本当に大切なこと【セカンドチャンスウェディング2】