24日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に、お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘が出演。企画の中で見せた仕事への姿勢に、視聴者からは感動の声が寄せられた。
■「罰ゲーム講習会」を開催
番組では、「そんな訳がない罰ゲーム講習会」なる企画を放送。
冷水や電流など、過酷な罰ゲームをテレビで流す際「(演者は)特別な訓練を受けてます」と表示される場合があることに絡め、今回は、視聴者から「本当に受けてるのか?」と吉本興業に問い合わせが殺到したために急遽講習会を開いた、という設定で尾形を騙すことに。
実際には存在しない講習会なのだが、仕掛け人となる芸人が多数参加したため、尾形も信じている様子。まずは、バラエティ番組での罰ゲームによる事故を再現したVTRを流し、罰ゲームがいかに危険であるかを、メッセージとして伝えていく。
タライ落下による大怪我など、本当はありもしない状況について映像で淡々と説明があるのだが、尾形は疑うことなく、食い入るように見つめる。
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■涙を浮かべながら…
つづいて、罰ゲームに関する免許を取得していく流れに。熱々おでんや電流、わさびなど、実際にどこまで耐えられるかをその場で測定し、それを「罰ゲーム免許証」に印字。合格しなければ、今後その仕事を受けられないと説明。
「そっち(罰ゲーム系)じゃなきゃ生きていけないもん」と豪語していた尾形だけに、わさびの咀嚼や電気椅子など、涙を浮かべながらも「大丈夫です」と耐えていく。
■「芸人魂を見た」
家族にご飯を食べさせるため、と必死に頑張る尾形の姿に、スタジオメンバーは感動。その後に発行された「罰ゲーム免許証」を、本当は存在しないと疑うこともせず、財布に入れて携帯する様子も写された。
尾形の奮闘に、多くの視聴者が心を打たれたようだ。ネット上には「普通に泣いた」「これじゃなきゃ生きてけない、って意思が伝わった」「健気すぎる」「ガッツがすごい。芸人魂を見た」と多くの反響が寄せられた。
■最後はスタッフに怒り
本気で信じ込んでいた尾形だけに、いざスタッフが「そんな講習、免許はない」とネタばらしをすると、「なんなんすか」と舌打ち。「真剣にやってんだよこっちは!」「全部我慢したんすよ!」と声を荒らげる。
思わず笑ってしまうスタッフに、「いやハハハじゃなくて。俺これでしか食っていけないんだもん」と迫る。最後には「みなさん(スタッフ)のおかげで、僕もご飯食べられてますから」と深々と頭を下げるのだった。
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