2022年8月23日、スヌープ・ドッグによる子ども向けの新しい教育番組『Doggyland』(ドギーランド1996年のアルバム『Tha Doggfather』に収録されている楽曲のタイトルでもある)が、YouTubeとYouTube Kidsで配信されると発表された。

 スヌープは、番組のミッションと包括的なテーマを説明する動画と共に、「俺の新しい子ども番組@doggyland_kidsを紹介しよう。この番組では、子どもたちが歌ったり、踊ったり、学んだりすることができる。YoutubeとYouTube Kidsで公開中!」とツイートした。

 この動画で彼は、「俺が考える“ドギーランド”は、子ども向けに作られたアニメ・シリーズで、未就学児、幼児……そして最終的には全年齢の子どもたち(が対象だ)。とても影響力があり、教育的で、歌、ダンス、教育を一体にしたやり方が根本的に賢明な番組だからだ」と説明している。

 そして、「“ドギーランド”では、君は君らしくいれば受け入れてもらうことができる。このキャラクターたちが象徴しているのは、多様性だ。初めから互いに愛することを学べるようにね、憎悪は教えられるものだから。愛こそが彼らの心の中にあるものなんだ」と続けている。

 スヌープは、R&Bアーティストのオクトーバー・ロンドンと『Hip Hop Harry』のエグゼクティブ・プロデューサーであるクロードブルックスと共に『ドギーランド』の共同クリエイターを務めている。番組の公式なあらすじには、「この番組は、バウ・ウィズル(Bow Wizzle)という大人の指導者が率いる子犬たちのグループが中心となっています。多様性とインクルージョン(受け入れること)を促進するために、それぞれの犬は異なる色と形をしています」と記載されている。

 スヌープは、YouTubeとYouTube Kidsで視聴可能なこのシリーズでバウ・ウィズルの声を担当している。「Wheels on the Bus」、「Head, Shoulders, Knees & Toes」、「Everyone Is Different」、「Sharing Is Caring」などの楽曲がエピソードのテーマになっており、番組の16曲入りサウンドトラック『Kids Hits, Vol.1』は、Spotify、Amazon、Apple Musicで聴くことができる。

スヌープ・ドッグ、子ども向けの教育番組『Doggyland』をYouTubeで配信