千鳥の大悟とノブがMCを務めるレギュラー番組「チャンスの時間」(毎週日曜夜11:00-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の8月21日の放送回では、元乃木坂46で、現在は女優やモデルの堀未央奈をスタジオゲストに迎え、お茶の間に笑いを届ける現代の“喜劇王”No.1を決める企画「老若男女を笑わせろ!第2回令和の喜劇王決定戦」には、はんにゃの金田哲、ななまがり、かが屋、レインボーのジャンボたかお、さらに前回王者のネルソンズの和田まんじゅうの5組が参戦し、審査員には大悟と堀に加え、療養中のノブに代わり、本番組おなじみのルシファー吉岡が加わり、各10点満点の持ち点で採点した。

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■「老若男女を笑わせろ!第2回令和の喜劇王決定戦」

酔っ払い”コントをアレンジして競う第1ステージでは、“レジェンド喜劇王”志村けんさんにあこがれてこの世界に入ったと語る金田が迫真の“酔っ払い芝居”を披露し、一同を圧倒する。千鳥足で“酔っ払いサラリーマン”にふんした金田が登場した瞬間、大悟は「こいつ、志村さん見てるわ」と納得の声をもらし、“目の前にある靴がなかなかはけない”という演技に「本物の志村さん見てるみたい」と釘づけとなる。その後の審査でも、「まず酔っ払いがうまい」と称賛の声を送り、酔うと“近くにあるモノが遠い”という設定や、一度、カメラからフレームアウトするテクニックなど、細かなポイントも絶賛した。

さらに、“酔っ払い”と並んで喜劇の定番キャラである“ババァ”のコントを披露する第2ステージでも、金田が演じた“スナックのババァ”の芝居に、「彼はよく勉強してますね、喜劇を」と大悟は感嘆の声をあげる。金田は「小学校4年生から、ずっと教室でこれをやってきたので、ようやくテレビでやることができた」と感慨深い様子でコメントすると、「こんなに熱い気持ちの大会になってるのが、すごくうれしい。もう一度“喜劇”に光を、といいますか。すばらしい大会だなと改めて思っています」と晴れやかな表情で語った。

■「こんな熱い大会になるとは」

また、駆け込み乗車してきた“酔っ払いサラリーマン”、腰が曲がってめったに顔が見えない“定食屋のババァ”を演じ、前回王者の貫禄を感じさせるコントを披露し、第1、第2ステージでそれぞれ満点を獲得した和田は、「めちゃくちゃうれしいです。喜劇王でほめられるのがいちばんうれしい。居場所、見つけました。俺の居場所、ここでした」と喜びを爆発させた。

加えて、“酔っ払い”コントでは、「点数とか関係なく、今までやったコントのなかでいちばん楽しかったです」と語り、第2ステージの“ババァ”コントでは、大悟からの熱いアドバイスに「もったいないところがたくさんありました…!」とかが屋がくやしさをにじませる一方、「和田さんが、(酔っ払い芝居で)満点出したとき、涙が出そうになって。俺、この大会のこと好きなんだって思って、目頭が熱くなった」と語ったジャンボたかおの言葉に、大悟は「こんな熱い大会になるとは…」「そんなつもりじゃないんやけど、全員がうっすら、わしのうしろに志村さん見てる」と予想を超えた白熱ぶりに、驚きの表情を浮かべていた。

そして、「第2回令和の喜劇王決定戦」は、芸人たちのすさまじい熱意でデッドヒートとなった結果、みごと和田が2連覇を達成した。

千鳥のレギュラー番組「チャンスの時間」/(C)AbemaTV,Inc.