かまいたちがMCを務めるレギュラー番組「ぜにいたち」(毎週月曜夜11:00-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の8月22日の放送では、タクシー会社が夏限定で開催している「心霊スポットツアー」に、“地下芸人の帝王”の異名を持つ虹の黄昏が参加し、心霊ツアーに体当たり潜入した。

【写真を見る】少年刑務所への慰問の実態を語る真空ジェシカ

■「心霊スポットツアー」

虹の黄昏のかまぼこ体育館は、「お化け、全員、笑わせたりますわ!」と、コンビの代名詞となるハイテンション芸を心霊スポットでも披露することを堂々と宣言するが、目的地が“本当に出る”場所と知らされると、「とりつかれない…?」とおびえて本心を告白する。虹の黄昏の意外な一面を見た濱家隆一は、「ふり切ってやってほしいな」と虹の黄昏の様子を見守る。

最初に、「おばあさんの霊が事故で亡くした孫を探している」とうわさのあるトンネルに到着すると、虹の黄昏は、静かなトンネルにそぐわないハイテンションネタを連発し、あまりの“ぶっ飛び”芸に、山内健司は「俺が霊ならめちゃくちゃ腹立つ」とけげんな顔でツッコむ。

にぎやかな空気を切りさくように、ツアーに同行した霊能者の雪下氷姫は、「男の人ふたりが歩いてくる」と突然、霊視を始める。一転して緊張が走るも、雪下は「ものめずらしいんでしょうね。ギャグをおもしろがってる」と霊が高評価していることを告げると、かまいたちは「ちゃんと喜んでんねや」と思わず感心の声をあげる。

次に、女性の霊が目撃されている人工湖にかかる橋を訪れると、雪下は「橋の下で霊が手を出しているから、下を見ないで」と忠告し、再び張りつめた空気が流れる。

そこで心霊をとらえるために写真撮影すると、野沢ダイブ禁止の左手に“紫の光”のようなものがあり、野沢は「初めて霊とセッションしたかもしれない」と興奮するも、山内は「ちょっとわかりにくいな…。おそろしいほど、何も起きない」と困惑する。濱家も「無理矢理、写ったものを“顔”ってことにしていた」とツッコみ、虹の黄昏の心霊ツアーに暗雲が立ちこめる

そして、最後に向かった最恐心霊スポットで、虹の黄昏は霊と対峙するのかを見ることができる。

■「アングラ座談会」

また、アングラ業界の“ゼニ”事情とその裏側に迫るトーク企画「アングラ座談会」では、過去放送時に好評だった「女子刑務所の実態」に再び迫った。

ゲスト出演した真空ジェシカは、「少年刑務所に慰問に行ったことがある」とふり返り、川北茂澄は「受刑者はふだん女性を見る機会がないので、女芸人が出ていっただけで大盛りあがり。僕らが登場した時は、相方のガクが男性なのか、女性なのか一見わからないルックスをしているので、『もしかしたら女かも…?』とソワソワする空気が流れた。ガクが第一声をあげると、『ああ、男か…』とめっちゃ場が盛り下がった」とエピソードを語った。

さらに、ガクカワマタは「刑務所に入っている人たちは、看守のことをぜったいにイジれないから、芸人が慰問で看守をイジると、『ありがとう!』という歓声と大爆笑が起きる」との“慰問あるある”を聞いた山内は「俺らが慰問に行ったら、スベりたくないから、看守をイジろう。ぜったいにやろう」と応じると、ゲストで登場した元受刑者たちの笑い声がひびいた。

元受刑者たちは獄中での生活について、「刑務作業の報酬は人によって違う。いちばん高くて時給130円、いちばん低くて4円」「刑務作業によって食事の量に違いがある」「テレビは相撲と大河ドラマが固定で流れている」などと明かし、ディープな世界をかいま見せると、山内は質問が止まらず、濱家は「専門用語が多すぎる!」と楽しむ様子を見せていた。

かまいたちがMCを務めるレギュラー番組「ぜにいたち」/(C)AbemaTV,Inc.