岡山県美作市の51歳無職の男が、元交際相手に復縁を求める手紙を複数回置いたとして、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。

 警察によると、男は今年5月1日から6月8日にかけ、同県南部に住む、以前交際し、別れを告げられていた20代女性の自動車のワイパーに、「話がしたい」「電話だけはしてほしい」と記載した手紙を挟み残した。また、7月には女性の携帯電話に連続2回かける行為もあった。

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 女性は警察に相談。警察官が捜査を進めた結果、男の容疑が固まり、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。取り調べに対し、男は「別れたと思っていないので、ストーカーと言われることに納得がいかない」と容疑を一部否認している。今後、捜査が進められるものと見られるが、現状では女性が否定的な感情を持っている以上、容疑はまぬがれないものと思われる。

 この事件に、ネットユーザーからは「無視が一番。警察が動いてくれて、殺人などの重大事件にならなかったのは良かったと思う」「ストーカーは本当に怖いし迷惑。どうしようもない」「50代の無職が20代と交際していたのか。ちょっと信じられないし、何か金銭のやり取りがあったのではと思えてくる」「警察も事件事故に発展する可能性が高いと感じたのかも。逮捕後のケアもしっかりしてほしい」という声が上がる。

 一方で、「手紙を複数回置いてだけでストーカーにされてしまうのは厳しいと感じる」「パパ活の類で断りきれなくなったんだろうと。女性も人を見て付き合いをするべきではなかったか」という指摘も出ていた。

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