柄本時生が、10月スタートのよるおびドラマ「差出人は、誰ですか?」(毎週月~木曜深夜0:40-0:55、TBS系※一部地域を除く)に出演することが発表され、“手紙ゲーム”の発案者で担任の国語教師・立花純太(たちばなじゅんた)を演じることが分かった。TBSドラマへの出演は「わたし、定時で帰ります。」(2019年)以来3年ぶりで、初の教師役を演じる柄本は「若い方々の中で刺激をいただき頑張れたらなと思います」とコメントを寄せた。

【写真】圧倒的透明感…!応募総数5500人の頂点に輝いた幸澤沙良

■女優の原石・幸澤沙良がドラマ初出演にして初主演!

企画・原案を秋元康が手掛ける同作のテーマは、「SNS社会に生きる若者たち」。情報収集や連絡手段だけでなく、人と人との大事な感情のやりとりすらSNSを通じて行われることが当然になった社会に警鐘を鳴らし、若者たちに向けて「本音で人と向き合うこと」「匿名を使わずに相手に気持ちを伝えること」の大切さを、「手紙」というアナログツールを使って描いていく、完全オリジナル脚本の“学園ヒューマンミステリー”。

“ことなかれ主義”な主人公・桑鶴美月を演じるのは、「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』season2」で、応募総数約5500人の中から1位に輝いた幸澤沙良。また、クラスの王様・成田育役で櫻井海音、美月が思いを寄せる相手・一ノ瀬斗也役で藤原大祐が出演する。

■柄本時生が演じるのは“手紙ゲーム”の発案者

柄本が本作で演じる立花は、夏休みが始まった7月の終わりに起きたあることをきっかけに、生徒たちの本音や抱えているものを引き出すために手紙を書かせることを決める。

“手紙ゲーム”によって衝撃的な内容が次々に暴露されていく中、立花の無責任に見える態度に生徒たちは疑問を感じ始めるが、立花がゲームを始めたもう一つの重要な目的があるというストーリー。

■柄本時生 コメント

恐らく初の先生役です。若い方々の中で刺激をいただき頑張れたらなと思います。

■プロデュース・橋本梓 コメント

2年D組の担任・立花先生は、“手紙ゲーム”によって混乱していく生徒たちを、捉えようのない表情で見守っている謎の人物。

このキャラクターが固まったとき、すぐに柄本さんの顔が思い浮かびました。表情、佇まい、声、動作…その一つ一つが気になって仕方がない俳優さんであり、その存在感は唯一無二です。どんな先生が生まれるのか、今から楽しみでなりません。

■「差出人は、誰ですか?」ストーリー

主人公・美月(幸澤沙良)が通う都立荒川西高校。夏休み明けの二学期を迎えた2年D組の新学期初日。HRが始まり、担任の国語教師の立花(柄本時生)が、突然「手紙ゲーム」の始まりを告げる。

ルールは簡単。クラスメート宛に「手紙」を書き、ポストに投函する。「手紙」の差出人は記載しなくていいから本音を書くことがルールだという。あくまで授業の一環で、二学期中に必ず全員が最低一人一通「手紙」を書くことが課せられ、クラス全員がそれぞれクラスメートへの「手紙」を書くことに。

はじめは悪ノリやくだらない手紙が多かったが、「いじめの告白」をした手紙をきっかけに秘密の暴露や告白などが増えてきて、「差出人は誰なのか?」「次は誰が名指しされるんだろう?」と興味を持ち始める美月たち。

これまで全く関心のなかったクラスメートの知られざる悩みや想いを知り、励まし合ううちに少しずつ絆が深まっていく2年D組。そして、美月は自分に宛てられた手紙の差出人を探しているうちに、この「手紙ゲーム」に隠されたある秘密を知ってしまう。

10月スタート「差出人は、誰ですか?」に出演する柄本時生/ ※提供写真