2014年韓国ソウル、2017年神戸にて上演され大好評を博した舞台『歌うシャイロック』が、2023年2月より京都・福岡・東京の3都市で上演されることが決定した。

作・演出は『焼肉ドラゴン』『パーマ屋スミレ』などマイノリティに注目した作品や、『赤道の下のマクベス』『泣くロミオと怒るジュリエット』などシェイクスピアをモチーフにした舞台を手掛ける鄭義信。本作は、シェイクスピア作『ベニスの商人』をもとに高利貸しのシャイロックに焦点をあて、笑って泣ける歌あり踊りありの音楽劇になるほか、全編関西弁で綴られ関西にこだわった作品となっている。

タイトルロールのシャイロック役は、14年振りの外部作品出演となる岸谷五朗。鄭と岸谷は映画『月はどっちに出ている』で出会い、その後地球ゴージャスクインテット』、NHK正月時代劇『またも辞めたか亭主殿~幕末の名奉行・小栗上野介』などでも顔を合わせているが、鄭の作・演出の舞台に俳優として出演するのは今回が初めてとなる。

また、共演には中村ゆり、岡田義徳、和田正人、渡部豪太、小川菜摘、駒木根隆介、福井晶一、マギー、真琴つばさなど、個性的な俳優陣が名を連ねる。

■鄭義信 コメント

映画、テレビでご一緒したことはあったけれど、五朗さんと舞台でタッグを組むのは、初めてのことです。お互いに舞台から出発しているにもかかわらず、舞台の仕事をしていなかったことは不思議でなりません。これまで、お互いに積み上げてきたものを、時に共有し、時に混じり合い、時にぶつけあいながら、どんな化学反応が起きるのか、今から楽しみにしています。
真琴つばささんをはじめ、素晴らしい俳優さんたちと出会えることも、もうひとつの楽しみです。

■岸谷五朗 コメント
私の俳優人生において、とても貴重な作品創造をさせてもらっている人がいる。
「鄭義信」其の人である!
映画の世界からInvitationを頂いた初主演映画『月はどっちに出ている』、独特の幕末を創ったNHK正月時代劇『またも辞めたか亭主殿』、そして、今回共に本業と言うべき演劇でのコラボ『歌うシャイロック』が登場する! 鄭さんとの作品創造には必ず「何か!」が起きる。とっても素敵な不思議な魅力的な「何か!」が起こるのである。是非、劇場におこしください

<公演情報>
『歌うシャイロック』

2023年2月9日(木)~2月21日(火) 京都・南座
2023年2月25日(土)~2月27日(月) 福岡・博多座
2023年3月16日(木)~3月26日(日) 東京・サンシャイン劇場

作・演出:鄭義信
出演:岸谷五朗 / 中村ゆり / 岡田義徳 / 和田正人 / 渡部豪太 / 小川菜摘 / 駒木根隆介 / 福井晶一 / マギー / 真琴つばさ

松竹ホームページ:
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202302_minamiza/

岸谷五朗