お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が、27日から28日にかけて放送される『24時間テレビ45』(日本テレビ系)に出演。チャリティーランナーに立候補した理由を明かした。
■周囲の優しさで前を向けた過去
番組で放送された事前インタビューで、「より相応しくない人が走ったほうがおもろくない? っていうスタンスなんで。俺ゴミクズでしたからね」と人生を振り返る。極貧の生活の幼少期を送り、貧困の連鎖にいるなかで「貧しさは社会のせい」と世の中を恨んでいたという。
しかし、「絶望的に優しい人たち」に出会い、手を差し伸べてもらったことで人生が好転。その経験から、今度は「自分みたいな人間でも笑顔で走れるようになった」と伝えたいと立候補したようだ。
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■「やらないよりやったほうがよくね?」
「僕自身の過去をキレイな感じにはしたくない」と切り出す兼近。
同番組について「偽善だろ?」「走って何になんだよ?」と思っていたが、「それを言ってたときって、何もしてなかった。だったら、やらないよりやったほうがよくね? っていうシンプルな感じですかね。何もやらないのは違う」と話した。
■兼近の思いに反響相次ぐ
兼近は、児童養護施設の子供をライブに招待したり、家出している若者の支援活動に参加したりと社会活動に参加している。
「やらないよりやったほうがいい」という兼近の思いに、SNS上では「凄く説得力ある!」「かねちーが走ることでこの番組への見方って少し変わると思う」「走る理由のVTR、すごい響いた」と反響が。完走を願う声が相次いでいる。
■笑顔でスタートを切る
VTR後、兼近は相方・りんたろー。と『THE突破ファイル』(同局系)で共演する内村光良に見守られながら、24時間マラソンをスタートさせる。
笑顔を浮かべたまま、踊るような軽やかなステップで走り出していた。
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