アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がフルアム戦を振り返った。27日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第4節が現地時間27日に行われ、開幕から3連勝中のアーセナルはホームでフルアムと対戦。56分に自陣でのミスからアレクサンダル・ミトロヴィッチに先制ゴールを許すも、64分にマルティン・ウーデゴーアの得点で同点に追いつき、85分にガブリエウ・マガリャンイスの得点で逆転に成功。2-1の勝利で開幕4連勝を飾った。

 監督としてのプレミアリーグ100試合目を白星で飾ったアルテタ監督は、次のように試合を振り返った。

「先週よりもさらに嬉しい。試合開始から終了まで我々は攻め続け、完全に試合を支配した。多くのチャンスを作り、多くのシュートを放ち、幾度となくファイナルサードに進出したが、なかなか得点を奪えなかった。時間の問題でもあったので、忍耐強く、ミスを犯さないことが重要だった」

「ミスを犯してしまったのは事実だが、その後のチームのリアクションや、ミスをしたガビ(ガブリエウ・マガリャンイス)が逆境に立ち向かい状況を打開したことが何よりの収穫だった。もちろん、スタジアムの素晴らしいサポートがあるからこそ、そうしたことがより簡単になった」

 2004-05シーズン以来の開幕4連勝となったアーセナルアルテタ監督は、プレシーズンから好調を維持しているチーム状況について、サポーターへの感謝を述べつつ次のように語った。

「サポーターとの一体感がさらに増していると感じることができた。トップチームや常勝軍団でサポーターとの繋がりがないクラブなど存在しない。サポーターの前でプレーすることは、我々の原動力になるし、自信と信念を得ることができる。我々は以前より成長し、多くの選択肢を手にすることが出来ている。倒れてしまう時が来るかもしれないが、すぐに戻ってくることが出来るだろう。良いプレーを続けていれば試合に勝利することができると信じているよ」

アルテタ監督率いるアーセナルは開幕から無傷の4連勝 [写真]=Getty Images