ウルヴァーハンプトンを率いるブルーノ・ラージ監督は、リヴァプールへの移籍が噂されるポルトガル代表MFルベン・ネヴェスの去就について言及した。28日、イギリス紙『デイリー・ミラー』が伝えている。

 今夏の移籍市場も最終盤に差しかかるなか、リヴァプールユルゲン・クロップ監督は26日、「私は間違っていた」として、それまでの自らの考えを改めて中盤の補強に出ることを明言。その有力なターゲットの1人に挙がるとされているのが、ウルヴァーハンプトンで主将を務めるネヴェスだ。チャンピオンシップ時代から同クラブを支える25歳は、これまでにマンチェスター・Uチェルシーアーセナルなどの関心が報じられ、移籍市場の人気銘柄となっている。

 だが、ウルヴァーハンプトン側に今夏ネヴェスを売却するつもりはないようだ。ドローに終わった28日のニューカッスル戦後、クラブを率いるラージ監督は、同試合でも持ち味のミドルシュートを決めた主将の去就についてこのように語った。

「ルベン・ネヴェスはこの夏、ウルヴァーハンプトンに99%残留することになると確信している。彼はここで幸せだし、集中しているんだ」

 ウルヴァーハンプトンとネヴェスとの契約は2024年6月まで残っており、もし放出することになったとしても、クラブは多額の移籍金を求めることが予想される。果たしてリヴァプールは獲得に動くこととなるのだろうか。

リヴァプールが関心を示すというネヴェス [写真]=Getty Images