メーガン妃が米メディア『THE CUT』のインタビューに応じ、再び王室に関する爆弾発言をした。妃はメディアが子供達のことを人種差別的な言葉で呼んだと主張し、王室が報道機関と写真を共有していることを激しく非難した。

米メディア『THE CUT』が現地時間29日、メーガン妃へのインタビュー記事を掲載した。その中で妃は、現役王室メンバーだった頃の不満を再び訴えたのである。

メーガン妃によると、公務を行う王室メンバーだった当時、エリザベス女王や上級王室メンバーの情報をプールする「ロイヤル・ロータ」に、アーチー君の写真を渡さなければならなかったという。

これについて妃は「文字通り、家族の一員として子供の写真を公開したい場合、そのような構造があるんです」と明かしたあと、報道機関が自身の子供達を、「N」で始まる黒人差別用語で呼んだと非難したのである。

「なぜ、私の子供達をNワードで呼ぶ人達に写真を見せなければならないの? 我が子を愛する人々とも共有していないのに。」

そして「どういう意味があるのかを教えてくれたら、そのゲームに参加するわ」と強く述べた。

ヘンリー王子とメーガン妃は、かつてウィリアム王子キャサリン妃のInstagramアカウント「KensingtonRoyal」を共有していたが、アーチー君が生まれる1か月前の2019年4月に、自身のアカウント「sussexroyal」を開設した

新たなアカウントではメディアとの「交流ゲーム」に参加することを拒否し、自分達のニュースは自ら発信したり、「ロイヤル・ロータ」に渡していない写真などを投稿するなどした。

夫妻は王室離脱直後にアカウントを閉鎖したが、その後メーガン妃はネットいじめがひどいため、SNSに戻るつもりはないと米誌『FORTUNE』に明かしていた。

メーガン妃は2021年3月にオプラ・ウィンフリーのインタビューに応じた際、ある王室メンバーが、生まれてくるアーチー君の肌の色を懸念したとの爆弾発言をした。しかし、誰かが子供達のことをNワードで呼んだと非難したのは、今回が初めてだった。

『THE CUT』のインタビューでメーガン妃は、王室との関係がこじれた時に、英連邦国への移住を考えていたと明かした。

「何でも良かった。だって私達は存在するだけで、階級制の迫力を乱していたんだもの。だから私達は『よし分かった。ここから出よう。喜んでそうするわ』って感じだった。」

こう決断したものの、夫妻が英連邦国へ移住することは妨げられたとメーガン妃は主張した。

「他の王族の何人かは全く同じことをしているのに、どういうわけか、私たちには許されないことだったのよ。」

メーガン妃は今月23日、自身のポッドキャスト『Archetypes』の配信をスタートしたばかりだ。初回エピソードでは親友のセリーナ・ウィリアムズ選手をゲストに迎え、夢を追う女性に対するダブルスタンダードについて議論した

画像は『The Cut 2022年8月29日付Instagram「“I’m like, so excited to talk,”」「At this stage in her life, post-royal,」「“Do you want to know a secret?”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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