松重豊と濱田岳がW主演を務めるドラマ「大川と小川の時短捜査」(夜8:00-9:54、テレビ東京系)が9月12日(月)に放送される。同ドラマは、「結婚できない男」(2006年、フジテレビ系)や、「梅ちゃん先生」(2012年、NHK総合ほか)などを手掛けた尾崎将也氏による完全オリジナルドラマ。松重は、元刑事で今は働き方改革を啓発する警務課職員・大川勇治を、濱田は異動してきたばかりで刑事課の体育会系な雰囲気になじめない若手刑事・小川満をそれぞれ演じる。
【写真】新米刑事・濱田岳“小川”と同じ班員役で夏帆、迫田孝也らが出演
また、舞台となる烏山警察署刑事課で、小川と同じ山根班で捜査にあたる刑事の丸山啓子役に夏帆、同じく山根班の刑事・横田雅彦役に迫田孝也、班⾧・山根茂之役に橋本じゅん、烏山警察副署⾧・柳田賢二役は、松重と同郷で盟友の光石研が演じる。
■「大川と小川の時短捜査」あらすじ
IT企業社⾧・高木明(山中聡)が社⾧室で遺体となって発見される。持病の薬の過剰摂取が死因とされるが、カリウム製剤などが混入していたことから殺人の可能性が浮上。刑事課の小川満(濱田岳)、丸山啓子(夏帆)、山根茂之(橋本じゅん)らは捜査に乗り出す。
そんな慌ただしい刑事課に、警察の事務を担う警務課の大川勇治(松重豊)が現われ、刑事たちから煙がられながらも働き方改革を訴える。そんな大川だが、殺害現場に落ちていた“入れ子人形”の写真にふと目が留まると、その目は、まるで“刑事のまなざし”。実は優秀な刑事だったが、妻を病気で亡くし子供との生活を優先するようになったという過去が。
刑事課に異動したばかりで、捜査に不慣れな小川は、大川に協力を仰ごうとする。もう刑事ではないからと拒絶する大川だが、しつこく相談されるうちに事件の動向が気になり始める。
■松重豊「最初の相棒として80歳の僕はカムバックします」
――濱田さんとのW主演のオファーを受けた感想をお聞かせください。
ただ濱田さんの懐に飛び込めば良いかと考えまして、思いっきり助走をつけて飛び込んだのですが、的が小さく、首を捻挫してしまいました。
――大川を演じるにあたり、気に掛けたことはありますか?
大川小川という身⾧差を意識したタイトルになっていますので、撮影時の靴はシークレットシューズを使い、身⾧+5cmを狙ったのですが、注文が間に合いませんでした。
――実際に撮影してみていかがでしたか?
働き方改革がメインテーマの刑事ドラマですが、撮影そのものはリモート出演というわけにはいかず、今後の課題となりました。
――このドラマのみどころをお聞かせください。
濱田さんは刑事ドラマほぼ初挑戦らしいです。しかしこれから20年、背の高い相棒を取っ替え引っ替え、「大川小川」はテレ東のドル箱になるに違いありません。そしてその最終シーズン、最初の相棒として80歳の僕はカムバックします。
■濱田岳「初対面感を出すのが大変でした(笑)」
――松重さんとのW 主演のオファーを受けた感想をお聞かせください。
年齢的に上司と部下でしか共演できないと思っていたので、素直に松重さんとバディを組めるというだけで予想外でうれしかったです。キャリアの中で最も多く共演している大好きな先輩とのバディに、これはやるしかない!と思いました。
――小川を演じるにあたり、気に掛けたことはありますか?
僕自身、刑事として謎を解く役が初めてなので、小川という新米刑事のキャラクターも借りて、不慣れですが一生懸命謎解きをする姿をお見せしたいと思いました。
――実際に撮影してみていかがでしたか?
困るようなところは何もないですが、しいて言うなら、初めて出会う設定なので、初対面感を出すのが大変でした(笑)。
――このドラマの見どころをお聞かせください。
事件そのものは凶悪で、スリルもあるので、サスペンスが好きな方にも楽しんでいただけるかなと思います。そんな難事件を、年齢差、身⾧差を乗り越えて、大川と小川が2人でゆるゆると解決していくのが見どころ。違和感のある新しいサスペンスになっていると思います!
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