マンチェスター・ユナイテッドは30日、アヤックスのブラジル代表FWアントニー(22)に関して、アヤックスと合意に至ったことを発表した。

ウイングを主戦場とするアントニーは、ブラジルの名門・サンパウロの下部組織育ち。2020年7月にアヤックスへと完全移籍する。

そのアヤックスでは今季からユナイテッドで指揮するエリク・テン・ハグ監督の下、公式戦79試合で22ゴール20アシストを記録。チームの原動力となっていた。

今シーズンもエールディビジでは、開幕戦から2試合連続でフル出場し1ゴール2アシストを記録。ただ、ユナイテッドへの移籍が本格化したため、第3節以降はメンバー外となっていた。

東京オリピックの金メダルメンバーでもあり、ブラジル代表としても9試合で2ゴールを記録するなど、将来が大きく期待されるアントニー。テン・ハグ監督が求めた選手をついに獲得することとなった。

なお、アヤックスによれば、9500万ユーロ(約131億8000万円)の移籍金で合意し、アドオンにより1億ユーロ(約138億7000万円)になる可能性があるという。

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