モルドバのシェリフは30日、ウディネーゼからブラジル人FWフェリペ・ヴィゼウ(25)が加入したことを発表した。なお、移籍形態などの契約内容は明かされていない。

ヴィゼウはフラメンゴの下部組織出身で、2018年7月にウディネーゼへと完全移籍。そこからグレミオ、アフマト・グロズヌイへとレンタル移籍し、2020シーズンはセアラーへとレンタル移籍。しかし、セアラーでも出場機会に恵まれず、2021年7月に横浜FCレンタル移籍で加入。

横浜FCでは、2021シーズンに明治安田生命J1リーグで13試合に出場。チームが降格した今季もチームとともに戦うことを決めたが、J2リーグ8試合の出場にとどまり、7月1日横浜FCを退団した。

レンタル元のウディネーゼに復帰するも構想外となっていたヴィゼウには、セリエBのチッタデッラや母国ブラジルの複数クラブからの関心が噂されていたが、同選手はモルドバ王者への移籍を決断した。

ヴィゼウの加入するシェリフは、リーグ優勝20回を数えるモルドバの強豪で昨季はリーグ7連覇に加え、4シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)本大会に出場。今季はCL予選3回戦で敗退したが、ヨーロッパリーグ(EL)の予選プレーオフでピュニク(アルメニア)を下し、EL本戦に駒を進めた。

なお、本戦では久保建英の所属するレアル・ソシエダマンチェスター・ユナイテッドらが同居するグループEに入った。

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