大宮アルディージャは31日、MF奥抜侃志(23)がポーランド1部のグールニク・ザブジェへ期限付き移籍することを発表した。

期限付き移籍期間は2023年6月30日までとなる。

奥抜は、ジュニアユースから大宮に所属。ユースを経て、2018年にトップチームに昇格した。

リブラーとしての特徴を持つ奥抜はJ2通算91試合で14得点、天皇杯で3試合に出場。今シーズンはここまで19試合に出場し1得点、天皇杯で2試合に出場していた。

奥抜はクラブを通じてコメントしている。

「このたび、グールニク・ザブジェへ期限付き移籍することになりました。このタイミングでチームを離れることは申し訳ない気持ちでいっぱいです。約11年間、このチームで過ごしたくさんのことを経験してきましたので、必ずこの大宮アルディージャというクラブから海外挑戦すると決めていました」

「自分の年齢からしても、この海外挑戦のチャンスはラストチャンスだと思いますし、この状況でチームを離れる責任と覚悟を持って挑戦しようと思います。チーム状況は決して良い状況とは言えませんが、必ず大宮アルディージャというクラブならJ2残留を果たし、一つでも上の順位で終えられると信じています」

「最後になりますが、家族や自分を支えてくださった皆さん、ここまで一緒に戦ってきた選手やファン・サポーターの方々に本当に感謝しています。ありがとうございました」

グールニク・ザブジェはヴィッセル神戸でもプレーした元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが在籍。今季は小kもあで6試合を終えて12位に位置している。

サムネイル画像