俳優の眞島秀和が8月31日、都内で開催された映画「“それ”がいる森」完成報告イベントに、相葉雅紀(嵐)、松本穂香、上原剣心(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、中田秀夫監督と共に出席。役のためにお経の練習をしていたところ心霊体験をした眞島が「俺はお坊さんじゃないのでごめんなさい」と霊に勘違いをさせてしまったと分析した過去を明かした。

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■目撃者情報をベースとしたホラー

本作は、不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、実際に数々の“それ”を見たという目撃者情報をベースとしたホラーエンターテインメント。主演の相葉が田舎で農家を営む田中淳一、上原がその息子・一也、松本が一也の担任・絵里、眞島が不可解な事件を捜査する警部・綾波を演じる。

■『懐かしいね』なんて話をしようかな

過去に共演経験があるという相葉・松本について聞かれた眞島は「『懐かしいね』なんて話をしようかななんて思って現場に行った」と告白。

しかし二人は「そうやすやすと話しかけちゃいけないような雰囲気だった」という。

相葉が「そんなに話しかけづらい雰囲気出てました?」尋ねると、眞島は「そういうシーンの撮影だった」としつつ、「『久しぶり!』なんて言っちゃいけないような雰囲気かなと思って」と振り返った。

■お坊さんじゃないのでごめんなさい

また、イベント中盤にはキャスト陣が「今までで一番怖かった経験」を披露する展開に。

数年前の出来事と前置きし、眞島は「ドラマの撮影で地方に前乗りに行きまして、その時にいただいていた役がお坊さんの役だった」と語る。

当時、眞島は撮影用にホテルでお経の練習をしたそうで、練習後に食事のため外出をし、部屋に戻ってくると、トイレの水が流れていたという。

眞島が「もしかしたら壊れていて、(水が)溜まらなかったのかな」と考えながらも、改めてお経の練習をして就寝しようとしたところ、「今度はテレビの棚のところに置いていた荷物が落ちた」そう。

「これは、聞いたことあるけどもしかしてそういうことか」と霊の仕業を疑った眞島は「怖かったんですけど逆に、勘違いして来られていると思って。『俺はお坊さんじゃないのでごめんなさい』と言って寝ました」とお経の練習が霊からの誤解を生んだのではと分析し、眠りについたことを明かすと、相葉は「そしたら大丈夫でした?」と質問。眞島は「スッと寝れました」と朗らかに答えていた。

◆取材・文=山田健史

映画「“それ”がいる森」完成報告イベントより 撮影=山田健史