株式会社ドゥ・ハウス(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:小笠原 亨)は、当社が運営する日本最大級のお試しサイト「モラタメ.net」の姉妹サイトであるニュースサイト『ロバ耳』にて、9月1日防災の日にちなみ「防災に関するアンケート」を実施しました。
本アンケートでは、年々普及が進むAEDの認知度と、実際に使える自信があるかどうか、またネットで話題の「#AEDセクハラデマ」に関しても調査を行いました。ロバ耳サイトでは、アンケート結果と合わせて回答者のコメントも紹介しています。


■調査サマリ


AEDの認知度88%超えも、「使う自信がない」が大半
●女性が倒れていても、AEDの使用をためらう男性は約4割
東日本大震災から11年。防災意識は二極化
キャンプ道具でライフラインを確保!約7割が「キャンプ経験が防災に役立つ」と回答


■調査概要


調査タイトル:2022年「防災」に関する意識調査
調査期間  :2022年8月8日(月)~2022年8月16日(火)
調査手法  :ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』
調査対象  :全国に住む20代~70代以上の男女を対象に1117人にアンケートを実施。


■AEDの認知度88%超えも、「使う自信がない」人が大半



AEDは2004年頃から普及し始め、現在では約70万台が日本国内に設置されており、普及率は世界No.1と言われています。本アンケートによると、9割近くの人がAEDを認知していることがわかりました。生活の中で目にする機会も多く「AEDを知っており、見たことがある」と答えた人は64.4%でした。



目の前に知らない人が倒れていてもAEDを使うことができると思うかについて聞くと、「そう思わない」「あまりそう思わない」と答えた人が約7割という結果になりました。
公益財団法人日本AED財団によると、令和2年AEDによる電気ショックが行われたのは、倒れる瞬間を目撃された心停止の中のわずか4.2%といいます。(※公益財団法人日本AED財団 公式webサイト「AEDの知識」より https://aed-zaidan.jp/knowledge/index.html#anchor1 )アンケート回答者のコメントの中でも「操作方法を知らないのでむやみに使用できない」(50代男性)、「いざとなると自分がパニックになり使い方がわからなくなると思う」(50代女性)など、使い方がわからない、知っていてもいざとなると使う自信がないという声が多く見られました。
一方で、使えると回答した人からは、「音声ガイダンスに従って操作すれば、意外と簡単にできる」(60代男性)など、AEDの音声ガイドや説明書に沿って操作すればできるという声も。
救命はスピードが最優先です。消防隊や医師を待っていては救えない命があります。119番通報をすると指令員が指示をしてくれますので、使用方法に不安があった場合でも、確認しながら命を救う行動を起こすことが大切です。
▼アンケート結果の詳細はこちら
https://www.moratame.net/wp/robamimi/202208_020/


■女性が倒れていたら、AEDの使用をためらう男性は約4割



意識を失った女性へのAED使用に関してデマが拡散された騒動、いわゆる「AEDセクハラデマ」がネットで話題となり、女性の救助をためらう人が増えることを懸念する声もありました。今回男性に対して、目の前で女性が倒れている時にAEDを使用することに抵抗があるかを尋ねました。
抵抗があると回答した人は「肌に貼らなければならないので、服を脱がす・まくるのを躊躇すると思う」(50代男性)
「セクハラを疑われる恐れがあるから」(20代男性)といったものがありました。
心停止の状態で何もしないままだと、救命率は1分ごとに10%低下します。AEDは下着をずらしてパッドを貼れば使用できます。セクハラとして訴えられるなどのデマを信じることなく、人命最優先でAEDを使用しましょう。
▼アンケート結果の詳細はこちら
https://www.moratame.net/wp/robamimi/202208_021/


■東日本大震災から11年。防災意識は二極化



1923年に関東大震災が起きた9月1日は、防災の日に定められています。関東大震災以上の未曾有の大災害といわれている東日本大震災からすでに11年が経過し、皆さんの防災意識はどのように変化したのでしょうか。本アンケートでは、防災意識が下がった人と上がった人がほぼ等しくに分かれる結果となりました。
回答者のコメントでは、「大きな災害があるたびに危機意識は一時的に高まるが、日が経つにつれどうしても下がっていくのは否めない。もっと危機意識を持って生活しないといけないなと感じる。ただ、意識と行動が伴っていない」(60代女性)、「コロナ流行に気を取られてしまって、少し薄れていた」(50代女性)といった、コロナ禍で自然災害に対する防災意識が低下したという声が多く見られました。一方、「防災意識が上がった」と回答した人は「地震だけでなく、最近は梅雨時期や台風による風水害も全国で起きているので、水や食料備蓄などローリングストックを意識して備えるようにしています。」(40代女性)などと回答しています。
▼アンケート結果の詳細はこちら
https://www.moratame.net/wp/robamimi/202208_022/


■キャンプ道具でライフラインを確保!約7割が「キャンプ経験が防災に役立つ」と回答



地震や豪雨などの災害時には停電や断水といったライフラインが断たれる事態も想定されます。そんな中、火おこし、野外料理テント泊など、キャンプ経験が被災時のライフラインの確保や、避難生活に役立つと考える人は少なくないようです。本アンケートでは、7割超が「キャンプ経験が防災に役立つと思う」と回答しました。
テント用の道具が災害時にも役立ちそうだから」(50代男性)「テントを張る位置、テントの張り方、テントで寝るという状態を経験しているのと、していないとでは、かなり違うと思う。虫の多さとか、地面の硬さ、痛さ、寝にくさとか知っていたら、準備の仕方が違うから。よく『キャンプ経験あり』という人で、コテージ利用の人はあまり役に立つとは思えないが、不便な状況で生活するのを経験するのはいいことだと思う」(40代女性)といった意見が多く上がりました。
また、テント設営などでも活躍するロープワークが、被災時の補強や救助にも役立つ、寝袋や火おこし道具、軍手などのキャンプ用品が災害時にも活躍するという声も多く見られました。
▼アンケート結果の詳細はこちら
https://www.moratame.net/wp/robamimi/202208_023/


■会社概要


国内でマーケティング事業を展開し、生活と流通の2つのマーケティングフィールドに対する、クチコミプロモーション及び定性リサーチを実施しています。
会社名 :株式会社ドゥ・ハウス https://www.dohouse.co.jp/
設立  :1980年7月7日
代表者 :代表取締役社長 小笠原 亨