今夏の移籍市場で右サイドバックの補強を画策するバルセロナ。夏の移籍市場が締め切られる前に、ドルトムントベルギー代表DFトーマス・ムニエ(30)に向けてアタックを仕掛けるようだ。

同選手は2020年夏にパリ・サンジェルマンからフリーで加入し、概ね主力として扱われてきたが、今季は昨季の後半戦に続いてマリウス・ヴォルフの先発起用が堅い。以前から出場時間に不満を抱いていた30歳は、ここに来て退団の意思を示すようになったと言われている。

ただ、例によってバルセロナは財政状況の逼迫からおいそれと選手を獲得することはできない。スペイン『アス』によれば、ムニエ獲得のためには最低3選手を放出しなければならないが、チェルシー行きが目前とされているピエール=エメリク・オーバメヤンをはじめ、マルティン・ブラーヴァイトやセルジーニョ・デストの退団が差し迫っているとされている。

一方で、ドルトムントはムニエに1500万ユーロの値札を表示しているが、退団を望むムニエを味方につけることができれば、移籍金の値下げは可能だとバルセロナは自信を持っているようだ。

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