開発元のRedstone Interactiveは8月31日(水)、『Beyond The Wire』を正式リリースした。

 本作は50対50という大規模なマルチプレイが特徴となる、第一次世界大戦の西部戦線を舞台にしたFPS。プレイヤーは連合国と中央同盟国から選ばれた10種類の派閥の兵士として戦い、各勢力ごとに独自の装備や乗り物、利用可能なマップなどが用意されているという。

 各プレイヤーはメディック、スナイパー、砲兵などさまざまな役職に分かれるため、それぞれの長所を活かせるよう分隊で協力して敵に立ち向かうことが重要だ。またゲーム中に登場する武器は歴史的な正確さを重視して制作されており、その上でゲームプレイを楽しみやすいものにするため小さな変更を加えているとのこと。幅広いプレイヤーにアプローチしつつ、リアリティも担保する試みが見て取れる。

『Beyond The Wire』正式リリース。第一次世界大戦FPS1
(画像はSteam『Beyond The Wire』販売ページより)

 射撃を主体としたFPSでありながら、近接戦闘システムへのこだわりが強いことも本作の特徴のひとつ。棍棒や銃剣など、第一次世界大戦の雰囲気をリアルに描く豊富な武器種が用意されている。パリィ」の要素も採用されており、塹壕内などのロケーションでは緊張感あふれる近接格闘が楽しめそうだ。

 最長2キロメートルにもおよぶという広大なマップには、塹壕や砲台といった戦場を彩るオブジェクトが建ち並ぶ。マップの構造には早期アクセス時のフィードバックをもとに更新も行われているとのこと。さらに製品版では440種類もの歴史的な装備品や衣装が用意された、コスチュームのカスタマイズ機能も実装されているという。

『Beyond The Wire』正式リリース。第一次世界大戦FPS2
(画像はSteam『Beyond The Wire』販売ページより)

 『Beyond The Wire』はPC(Steam)向けに現在配信中。9月7日(水)までは40%オフ2160円(税込)で販売中なので、興味を持たれた方はこの機会に触れてみてはいかがだろうか。

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